昨日ひさびさに合唱の練習に行って。
別のサークルでも
よく歌っていた歌だったので
嬉しくて得意になって歌ってたら
以前も感じてたのだけど
いきなり
どんどん高音が出なくなってきて。
突き詰めると
ものすごい微細な感覚なのですが
たぶん
声帯周りの微妙な筋肉の使い方で
割と意識的に
いつも高音を出していて
そこをいきなり急激に運動させちゃったから
痙攣みたいな感じになってしまった感じ。
いつも
あたりまえに
普通に出ていた音域まで出なくなってしまって。
自分の中の
小さな小さな
死 を
また 意識した。
老いていく ということ
老い と 向き合うということ。
あたりまえが
どんどん
あたりまえじゃなくなっていく という事。
そして
瞬時に
自分を守り 生き抜くために
私の心の習慣が
覚悟 というかたちで
最悪の事態を想定させ
瞬時に
シミュレーションし
脳内で疑似体験をさせる。
最悪の事態にも
瞬時に
たくさんの
グラデーションができる。
同時に
たくさんの
代替案や回避案ができる。
デッドエンド
と
おもいきや
そうやって
いつものように
瞬時に覚悟し
諦めと同時に
安心をみつけ 収まっていく。
歌いながら
出なくなった音域と向き合いながら
そんな
脳内作業をしながら
相当力んでもいた自分にも 氣付く。
もう だめかな、、、、、 と
泣きそうになりながら
出ないところはそのまま
歌い進めていくうちに
力を極力抜いて
蚊の鳴くような声にしたら
少し高音部が出るようになってきた。
本当に
あたりまえだと思っていたことは
何ひとつ
あたりまえじゃなかった という事を
また
体感する。
そして
そんな状態でも
深刻さと執着には及ばずに済んでいる
この自分と この環境に
あらためて感謝をする。