舞台袖の生徒さんの様子は
お母様達からは勿論全く見えません。


パーーーっと明るい舞台上とは違って
舞台袖は暗くヒンヤリ。


1人、また1人、と近づいてくる
自分の出番。
1番緊張する時間です。



出番直前、不安そうなお顔、小さな声で
「せんせい……、のど、かわいた…」
と、初めての発表会の年長くん。


「もう出番だから、終わったらすぐ飲もうね」


そしてその後、立派に演奏✨





こちらも初めての発表会、
第1部の私との連弾では
思うような演奏が出来なかった小1ちゃん。


第2部での舞台袖では
やはり少し元気がないように見えました。



私は小1ちゃんの隣に座って、小声でお話。

『さっきはちょこっと失敗しちゃったかもしれないけど気にしなくていいんだよ。失敗したからこそ次は頑張ろうって思えるから、◯ちゃんはとっても大事な経験をしたって事。次は頑張ろうって思えれば、これからどんどん上手になっていくからね』


小1ちゃんはニッコリ頷いてくれました😊
そして第2部は落ち着いて、
とても良い演奏が出来ました♪




全員に、自分の力を出しきってほしい。
全員に、満足できる演奏をしてほしい。


だってみんな、この数ヶ月
本当に良く頑張ってきたのを知ってるから。



いつも以上に良い演奏が出来た子も
いつも通りの演奏が出来た子も
いつも通りとはいかなかった子も


この数ヶ月の練習期間、
そして1年に1度の発表会を通じて
自分なりに何か感じとってくれたと
思っています。