今日は車ですぐの森に遊びに行きました

駐車場やアスレチックも無料で
かなり充実していてとても楽しい

ここは私の実家に近く
幼稚園や小学校の遠足で何度となく
訪れたところです

来たのは30年ぶりくらいだったけど

メイン広場でお昼を食べてたときに
急に思い出した事があって

私が幼稚園に入って最初の遠足が
ここだったのですが
そのときは母にとっても
「子供の遠足」というのが初めてで
何日も前からお弁当は何がいいかとか
水筒を新しく買わないととか
ソワソワしていました
そのときの遠足で母がお昼に用意してくれたお弁当がサンドイッチだったのですが
食パン半斤くらい使ったんじゃないかと思うくらい量が多すぎて具も何種類もあって
当時4歳の私にはとてもとても完食できず
途方に暮れて泣きそうになりました

それと言うのも
初めての遠足ということで
幼稚園で先生に何日も前から
「せっかく作ってもらったお弁当は絶対残さないように」
と言われていたからでした笑
頭が真っ白になってしばし固まったのち
勇気を振り絞って先生に
「量が多すぎて全部食べれません
」と

言いにいったところ
近くにいた園長が
「あ~、こりゃ無理だね
多すぎるよ!

いいよ、残しなさい」
と言ってくれて救われたのでした

そのときの映像がぼわんと蘇ってきて
同時に
「わたしお母さんに愛されてたんだなぁ」とも
感じられました
当時、大学病院の看護師だった母は
不規則勤務であまり顔を合わせる事がなく
祖父母が面倒を見てくれていました
平日の朝に家にいるというのがかなりレアだったので
おそらくシフトをずらしたか休みを取ってくれたんだと思います
何日か前にお弁当は何がいいかと聞かれて
「サンドイッチ」と答えたので
大量に材料を買って用意してくれていたのかもしれません
帰ってから残したことを一応謝ると
「あー、やっぱり無理だったよね

張り切って味見とかしていっぱい作っちゃったから
」

と言っていました
当時は周りの友達に見られるのが恥ずかしくて
普段料理しないのに食べれない量を作った母を恨めしく思ったりしましたが
私をたくさん想ってくれての事だったんだと
思います

そんな事を考えていたら
家族でおにぎり食べながら泣きそうになりました

お母さん
あのときはお母さんの事を恥ずかしく思ってごめんね

母の存在は良くも悪くも
いつも私の地雷だわー
