小説『星守る犬』原田マハ
原作 村上たかし
物語に触れると動き出したストーリーを追いかけるのと逆行するようにして時間を止めて入り込んだ物語の世界から逆に実生活を俯瞰して顧みるような癖がある。
時間を止めてと言っても実際には時は進み続けてるからボーッと頭と心で自省に耽る状態なんだけども…登場人物からお前はどうだ?って問われてる気分になる。
犬を飼ったこともなければ物語と類似した経験を持ってるわけでもないから実際の所はただの妄想なんだけど他人の人生を追体験する感じ?
登場人物への感情移入で自分の思考や情緒がない混ぜになっていく感覚が不思議体験としか呼びようないくらいに面白い。
読後感が心地良くてもっと、もっと早くこの物語に出会いたかったという気持ちと今の感性で触れたからこその感動があるのでは?季節感も超絶マッチングしてるし!!という冷静な正当化をしてる最中です。
短い物語だから一気読みできるし小難しいストーリーでもないんだけど気付けばしょっちゅう考えさせられてる🤔
他人の思考も想いも覗き見ることは出来ないし自分自身の思考と心の動きすらも過ぎた時間を振り返ることでしか確認のしようがないよね。
それすらも矛盾を潰す辻褄合わせと自己正当化の作業なんだろうけど🧠
何気ない日常の意味付けって当人次第だから人生哲学も幸福論も人それぞれなんだろうな〜とか他人と答え合わせ出来ないことを思いながら読み進めました📖
幸せって自分で感じる以外に示しようがないテーマだな。
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