世の中。あなたも。わたしも。一瞬だってとどまらない。流れて変化していつだって混沌。
旅に出ることにした。たった今。これから。今日もたくさん働いてくれた手をだらりと休めて目を閉じて深呼吸してみる。ほうら、もう私は住み慣れた街から遠い見知らぬ土地へ。いつもと違う匂いの風にちょっと緊張してみる。どこの国かもよくわからない建物に風景にいつか窓から見たような紅い夕焼けの空がくっついていてやっぱりこれも私の世界なんだなと思う。現実ってどこまでを指すんだろう。
音楽にゆっくりとひたるヒマがない、ここ数年。久々に近くのレンタル屋で借りてみた。いつのまにか、音楽を聴くことを必要としなくなっている自分にも驚いているけれどごくたまに聴くときの音楽がすっかり変わっているのには、もっとびっくりする。それはともかく。しっとりと夜を感じたいとき自分ひとりの世界に深く浸りたいときこれは本当に素晴らしい。The Melody At Night, With You/Keith Jarrett¥1,582Amazon.co.jp
しあわせかって?うふふ。どちらでもないのよ。しあわせでも、ふしあわせでも。でもね、聞いてくれてありがと、ダーリン。前向きって実はちょっとちがうのだということに最近薄々気づいてきたところ。飄々と今のすべてを受け入れる態度の方がもっと上等なんだ、と。まだまだその境地に到達できたわけでは全然ないけれど、ポジティブにポジティブにと頑張っていた少し前の自分がウソみたいに他人に感じるよ。
キアヌとサンドラ主演の映画 「イルマーレ」。予告編で流れていた、あの切ない曲がこれ。ピアノがあってギターがない、珍しいUKのバンド。人生の哀切が美しいメロディーにのって世界がちょっといとおしくなる。ホープス・アンド・フィアーズ/キーン¥1,470Amazon.co.jp