難病になって、訪問リハビリをするとなった時からお世話になっている訪問看護ステーションで、その後在宅でヒルトニン注射することになってからも、連続10日のためステーションの休みの日曜日も所長がずっとやりに来てくれてる。元ナースのパワフルな女性で、行動的で理不尽なことには利用者や警察にも毅然と向かう。スタッフの私的な希望は可能な限り通し、患者にしっかり対応してくれれば良いという考え。ADHD気味でとっちらかってるのもご愛嬌。面白エピソードはたくさん!


彼女にヒルトニン注射の時にVRカグラのことをいろいろ話していたら、カグラを理解してくれているドクターがまだまだ少ないという話になった。今まで他の病気の治療でも患者側が必死にいろいろ調べて勇気をだして聞いても、無理解なドクターにろくに検証もせずに却下されたりする場面をたくさん見てきたという。カグラもやれるところが少ない&医者が分かってくれない……ためにやりたくても出来ない人がいると思うという。突然、新しい機器に対して事業所に補助金が出るんだけど、これに使えないかなと言い出した。「いやいや、設定も大変だし訪問リハビリではどう考えても無理でしょ!」「そうだよね。1日中運搬するし」……「運搬するのはやっぱりだめかなぁ」などと言う。さすが行動派の彼女!どう考えても無理だけど、こういうところ、やっぱり好きだし元気出るなぁと思った。