
あれからカグラは基本を押さえつつ、いちいち直さずに回数をやっています。
前回から担当になってくれているキレイなPTさん。なんというか素晴らしいんです。いろいろ引き出しを持っているのに「披露」する感じが一切なく、柔軟性もあり素人考えの私の意見も聞いてくれる。あの手この手で私の身体を何とかしようとしてくれる。「この状態を維持しようとしてどれだけ頑張ってるか」と、リハビリの時間のみでなく全体を見てくれていると思える。療法士さんはみんないい所あるが、彼女は別格です。
先日外来にカグラ希望の同病者が来たそうで、ある程度経っているが歩いて犬の散歩もしているらしい。私は超がつく慎重派でビビり。その方はダイナミックな面もあるとのこと。それで、その方と私の違いを考えると、そんなに差があるとは思えない。だから、やり方によっては私も歩けるのではないか……と思ったと。「何をどうすればいいんだろう」とブツブツ。私の中ではカグラをやる中で、「自分でいつまでもトイレに行きたい」とか「少しでも長く歩行器で歩きたい」とかいうレベルなのに、本人すら諦めている「歩く」ということを諦めてないことに胸が熱くなりました。
相撲終わって寂しいな。
誰もいないデイルームでリハビリがてら歩きながら毎日見ていた。デイルームの隅にある自販機まで歩いてコーヒー買いに行けるようになったよ。