病気分かってから息子に対しては、優しくてありがたい存在であると同時に小さな不満というか、そんなものも溜まっていた。息子は28歳の公務員、仕事で平日は遅い。私生活はオタクで中高一貫校時代からの友人と仲良く人生を楽しんでる。彼女いなくてもそんな生活は親としても嬉しい。でも、私があまりそういう姿を見せないで頑張ってるからか、イマイチ私の現状を分かってない(と思う)。毎日苦労して生活してる事もどこまで分かってるのか……。どうしても出来ないことは頼めば気持ちよくやってくれる。外では体調悪い時は手を引いてくれる。でも、あくまでも「頼めば」なのだ。そしてその時だけ……。私としては、「こういうことは出来ないのだな」と認識したなら、いつもやってほしいし、生活も私が回して指示して息子はサポートする側……みたいな感じでなく、私も精一杯頑張るけど、息子も色んなこと自分で気にかけて欲しいのだ。「そろそろお墓草生えてると思うよ」「今日は〇〇ごみの日だよ」「ダンボール溜まってきたよ」……いつも言うのが嫌なのだ。私の友人たちの存在に甘えすぎてないか。病気になって負担になりたくない思いからか、「頼む」ってことが苦手で、この先息子の負担になることが分かってる負い目もあって小さな不満を飲み込んできた。土日のホンの少しの時間でいいから、自分から何かすることないか考えてやって欲しいのだ。


思い切ってそんな気持ちを伝えた。息子からは、自分はあんまり気がつく方でないから言われないと分からないけど、言われないといいと思っていたと思う。これからもう少し自分なりにやって見るけど、頼みにくいとか思わないで何でも言って欲しい……のようなことを言ってくれる。

今日は私はデイサービスで、息子は自分の通院で休み取っていたが、帰ってきたらガソリン入れて洗車して、庭の草を少し取ってくれてあった。2人の生活、お互い無理なくやれることやって行ければいいな。母も頑張るからね!