今日のニュースの中に、
スピードスケートの高木美帆選手が、充電期間に入るという記事を見つけた。
オリンピックでもたくさんのメダルをとり、
その後のワールドカップでも
次々と優勝し続ける。
驚異の活躍ぶりだ。
8年間、北京オリンピックのために
フルで頑張ってきたから休む時間を取りたいという…
(頑張る、という言葉では非常に軽く見えてしまう)
100からゼロへ。
潔いなぁ。
そこで思った。
人には人それぞれの100があるよな、と。
うちの娘は中学からソフトボールを始めた。
部で唯一の左利きだったからか、
1年生からピッチャーに選ばれ
あれよあれよという間に上達し、
地区大会では何度も優勝していた。
一度は続けたくないと言ったソフトボールも
高校で続け、
なかなかいい成績をおさめられず、
ケガにも悩まされ、
高校生活後半はピッチャーマウンドに
立つことができずに引退。
私はそれを努力が足りないからだと決めつけた。
中学の成績ばかりを頭に置いて
もっと出来るはず
もっとやれるはず
と、期待していた。
100だったんだと思う。
それが娘の100だったんだ。
そこに気付けていたら、
そう信じることが出来ていたら、
もっと違う声がけができたんじゃないかな。
いつもその時気付けない。
部活を引退した後の娘は
とても明るくなった。
たくさん話すようになった。
たくさん聴いて、たくさん寄り添う。
それがこれからのやり方だな。