私のこのブログは最近不妊テーマから大きくはずれているので、ちょっと、この辺で私が思うことを書いてみようと思う。

今日、久しぶりに小学校の友だちに会ってきた。

その友達とは5年前くらいに一回再会し、しばらくずっと会ってなかった。

その時点で彼女は結婚3年目。

子どもはいない、ということだった。


また、しばらく会わない期間が続き、去年、自宅の近所でまた再会。その時も子どもがいる風ではなかった。彼女は香港に去年まで住んでおり、再会したときもまだ香港にいるときで、もうすぐしたら日本に戻る、とうことだった。なので、私の連絡先を渡して、「帰ってきたら連絡頂戴ね」と約束してたのだが、約束が果たされないままであった。

 

で、ふと、今日「誰かに会いたいなぁ‥」

という気分になり、彼女のご実家に連絡して連絡先を聞いて、「再会」を果たしたのである。


彼女に、ずっと聞いてみたかったことがある。


子どもは出来ないのか、作らないのか‥

でも、普通そんなこと聞けないよね。で、私は自分のことをカミングアウトした上で、聞いてみた。

もしも、悩んでいるのだったら力になれるかもしれない‥そんな気持ちもあった。


彼女は

出来ないのだけど、でも、敢えて治療しようとは思わない。出来なかったらそれでもいいかな‥そこまで子どもが好きというわけでもないし、旦那もそんなに欲しいといわない。

  ただ、旦那の実家が「孫が欲しい」と思っているようで、それが嫌だ。


子どもがいればクッションにはなるだろうな、とは思う。


こんな感じだった。


彼女の旦那さんは、一人っ子。だから、

ご両親のことを思うとかわいそうかなぁ‥、と思うけど、ともいっていた。


そうなのだ。問題はそこなのだ。

私の両親もすごく孫を欲しがっている。


私は三姉妹なのに、誰1人子どもを産んでいない。

姉は私より上で、もう、諦めてしまっているところがある。

妹は多分、結婚しないだろう。

  私だけが両親にとって頼りなのだ。


姉や妹に子どもがいてくれれば、ここまで悩まなかった。出来なくても、それも人生、と思えただろう。


欲しくない、といったら嘘になる。出来たら欲しい、とは思う。

だから‥。私の両親に、私の今の状況は言えないのだ。


病院に行っていることは知っている。

やっと、告白できた。努力している、ということも知らせないと希望をなくしてしまいそうで。


だけど、私が「双角子宮」であることとか、「ポリープ」があることとか、「体外授精しないと確率が低い」こととか、そんなこととっても言えないのである。


彼女は、三兄姉で、お兄さん、妹がおり、お兄さんにはお子さんが2人いるという。


だから気楽というのもあるのかもしれないなぁ‥。


それよりも彼女の「治療してまでは考えていない」という考え方が羨ましかった。

また、旦那さんのご両親をも考えはするのだろうけど、自分の考えの方を貫き通す彼女の強さも羨ましかった。


夕方、渡す物があって別の友達の所へ行く。

上がるつもりなかったのだけど、 「少しだけ」という言葉にのせられて「本当に少しだけね」、


と上がらせてもらった。

ちなみに、彼女には年長と、年少の子どもが2人いる。

 会うと決まって挨拶のように、「早く子どもつくりな~(*^_^*)」と言われるが‥。 「まぁ、頑張っているよ~」と返せる仲ではある。

彼女は高校の友達だ。結構当時は仲良くてお互いの家を行き来していた。


彼女は結婚しても私の実家の近所に住んでおり、時々近くのスーパーで私の母をみかけるという。

「この間、ちゃおちゃんのお母さんにスーパーで会ってさぁ、『ちゃおは、子どもの作り方知らないみたいで~。Yちゃん、教えてあげて』なんて言われちゃった」

「でもさ、自分の親もそうだけど、ちゃおちゃんのお母さんおばあちゃんになっちゃったよね。なんだか小さくなったように見えたよ」


そう言われた。これには結構ショックだった。孫もいないのに、人から「おばあちゃんになった」と言われてしまったのである。


勿論悪気ないのは分かるし‥。そういう年なんだから当たり前なんだけど‥


彼女は、私の未来に子どもがいることが前提で話をしてくれる。


「ちゃおちゃんの父さんもお母さんも子どもが出来れば変わるよ~。うちも父が退職してからよ~く子どもの面倒みてくれるようになったんだよ」なんて‥。


そうこう話していたら、本当に彼女のお父さんが見えた。

孫を見る目はなんて優しいんだろう。

 

私もいつか、両親に孫を抱かせてあげられることが出来るんだろうか‥。

私の旦那曰く、「ちゃおは俺より親が大事」という。そうなのかもしれない‥。だけど、旦那も勿論大事にしていると思っているし、好きなんだけどな‥。


子どもは誰のために欲しいんだ??

なんて最終的にここにたどり着いてしまうんだよなぁ‥。