体調が、木曜日からすこぶる悪い。



基本的にはほとんど病気しない人間なので体がおかしくなり始めるときは、とことん悪くなる。



多分ただの夏風邪だと思うんだけれど。





今日はお世話になっている人力舎さんの事務所上げてのライブ。



アメスタでも色々お世話になっている方々が数多く出演するので



この番組の製作をお願いしている、中学時代の友人とライブを見にいき、



その帰りがてら、ライブの内容振返りや、次期番組案の構想のブレスト等行いながら飲んだ。




議論は大変盛り上がり、結論、組織につぶされない夢を持とうって



俺の仲いいやつらにと飲むと大抵たどり着く着地で、店をあとにし、友人と別れた。






水道橋駅から電車に乗り、丁度信濃町についた頃。






体中の力が抜け、聴いてるアイポッドの音量がとても小さくなったように感じ、一瞬で視界が真っ暗になった。






この感覚は、忘れもしない、かつて一度だけ記憶をなくしたほど酔払った日の、意識ある最後の感覚と一緒。






今日は一日冷や汗が止まらなくて、間違いなく体調不良だったにもかかわらず、



それを忘れて、かなりの勢いで飲んでしまった。





しかも一日何も食べていなかったので、たった3杯のチューハイでも、利き過ぎたんだろう。





電車の中で、さすがに立ってることが耐えられないなと感じた瞬間、



頭の中に浮かんだのは、明日以降の仕事のことと、すげぇ嫌いな製作会社の担当の顔。




こんな状況の中、すごく冷静で、今もし急に入院って事にでもなったら



明日以降の夏休み企画が全て終わるってことと、誰かに引き継ぐことになって



頭下げることになったらすげぇめんどくせぇなってことがとにかく真っ先に浮かんできたのと



なぜか、今やり取りしてる制作会社の担当でとっても人間性が受け入れられない担当の顔が



浮かんできて、もしここで倒れたら、こいつに負けたことになるって考えに直結してしまった。笑



意味わからんが。



そしたら、こんな酒の量で負けのかちんかすって、ここでも負けず嫌いな気持ちがあふれ出てきた。





でも気持ちで何とかなるものではない。とにかくもう立ってられないと思い、次の駅で降りようと思った。



ただ次の駅までも長い。とても長く感じる。



片膝をついて倒れそうになったとき、これまた感じたことある感覚に襲われた。






それは中学時代に、授業中にトイレに行きたいと言うのが恥ずかしすぎて



とにかく授業が終わるのを我慢して我慢して、たびたび押し寄せる波を



紙一重のところで踏ん張り続け、脂汗ができって、限界を迎えそうになったとき



急に何事もなかったかのように便意が引いていく、感覚。





これを自分は中学時代、"天使の気まぐれ”とよんでいたが、




まさに今日も後一歩で倒れると思った瞬間に、天使の気まぐれが来て、一気に全身の感覚が戻っていった。







俺の負けず嫌いの気持ちがかったとかではなく、完全にたまたま助かったけど



俺みたいな放送に関わる人間は、病気も出来ないと改めてこころから実感した。






尚且つ、俺は自分の番組を他人に担当させるのが、死んでも嫌な人間。



たとえ親が死んでも、自分の番組があれば、確実に放送し終わってから向う。



それが、メディアを扱う人間の最低限の責任だと思っている。






決死の思いで、ついた乗り換えの代々木駅で



額からでる信じられない量の冷や汗をぬぐい、



倒れそうになりながらも、決して離さなかった



ニンテンドーDSのドラクエを見てみると






今日ずーっと欲しかった、『川崎ロッカーの地図』という宝の地図が手に入っていた。







これぞまさに、命がけの冒険。






以上、ドラゴンクエスト9の話。