chanteur

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検索してたらこんな知恵袋が。
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q13119412038


このベストアンサーの方が書かれてる事
これが本当ならとても嬉しい!

昨日の記事で納得いかないと書きましたが、
少なからず「監督や岡田准一さんは微笑みで納得なのかなあ」
と疑問、残念に思ったっていう
気持ちもあったんです。


ですので、知恵袋にあるように
最期「清々しい笑み」に
岡田准一さんが疑問を呈したのなら
その気持ちはすっきりしました(笑)

Android携帯からの投稿

永遠の0について。

一晩経って、やっぱりあの映画
「感動する話」を繋ぎあわせただけのように
感じます。
感動する用の映画、みたいな感じでしょうか。
鑑賞者の情感を揺する事を
目的にしてしまっていると思うんです。

良い映画は、
何かテーマ、メッセージがあって
その表現の仕方、訴え方が
素晴らしいと思います。
ですが、永遠の0は
何かを伝える為に感情を揺するのではなく
ただ感情を揺することを
目的にしている気がします。

手段と目的が逆転、同化してしまっている。


特攻や戦争を、
感動させる為の題材として
扱っている感じがして。
そういうふうに扱っていいものなのでしょうか。



宮部は生きる事に疲れて
諦めてしまって、
妻子を託して特攻したのか、

それとももし、
ただ感動を促す為だけに
そういうストーリーにしたのか。


前者だったら前の記事でも書いた通り
一人の男の意志が折れる、
虚しく悲しい話です。

また、後者だったら
激しく嫌悪感を感じます、
そうでない事を祈りますが、
映画全体の印象からすると
その疑いが拭えません。




Android携帯からの投稿

監督:山崎貴
主演:岡田准一、井上真央、三浦春馬



私は映画に関しては涙もろい方なので
とても泣かされました。
感動した…。

けれど、少し冷静になってみると
この映画は何を伝えたかったのか、
良くわかりませんでした。
厳密に言うなら
「こういう事が言いたいんだろうけど
これじゃあちょっと矛盾、不都合じゃない?」
って感じ。

原作は未読なので、読んだらまた
感想が変わるかもしれないですが。

…逆に言えば、
明確な一貫したメッセージが見えづらいので
「リアル」さを感じました。
宮部久蔵という男の人生の終わりを
忠実に描いた、と思えば良いのかな。
…でも宮部自身にリアルさは
あまり感じませんでした。
その事については後ほど書きます。



さて、メッセージ性について。
例えば、「大切な人の為に生きる」
というテーマならば、
宮部久蔵は特攻しない、
もしくは「あえて」彼を特攻に向かわせる
はっきりした「理由」が必要だと思います。

後者の方が物語としては
面白そうだし盛り上がりそう(笑)

私なりに考えた結果、
宮部久蔵が特攻するのは
生きる事に疲れてしまった、
生きることを諦めてしまったからです。
(あくまで私の感想ですよ。)

つまりこれは、
大切な人を守る為に生に執着した男が、
その望みと希望を打ち砕かれてしまう、
本当にむごい話だと思うんです。

彼は部下などに「生きるための努力をしろ!」
と叱咤したけれど
その部下はそれを胸に生き、
彼自身はそれを諦めてしまった…
そう感じました。




また、誰に焦点を当てたいのか
分かりづらい。
宮部久蔵を描きたいのなら
もっと彼の人間性に深みがあった方がいいな
と、思いました。

周りの、犠牲を賛美する空気に流されず
冷静に物事を判断し、意志を貫く、という所が
宮部の特異性、魅力だと思います。
そういった強い意志が生まれた経緯みたいな
きっかけみたいな、
そういうシーンがあると
もっと宮部を「人」として感じられたんじゃないかなと。
先程書いた宮部のリアルさを感じない理由は
ここにあります。

映画を見た限りでは、私は
宮部に「偶像」っぽさを感じてしまった。


また孫の健太郎に焦点を当てたいのなら
もっと彼の成長が感じられるものがあればいいなと思いました。




…考えれば考えるほど、
分からなくなってきた…(笑)

一番わからなかったのは
ラストシーンの宮部の笑みです。

私の考えだと、
宮部は生きる事をやめてしまった事になります。
だから、あそこで笑みを浮かべるなら
もっと疲れた目で乾いた笑みを
浮かべて欲しい。
けれども、ラストシーンの彼の目は
前半部分の彼の様な意志の強さを感じました。
…覚悟を決めた、という事なのでしょうか…。

主演の岡田准一さん、私は最近
本当にはまってしまっていて(笑)
だから贔屓目で見ているかもしれませんが
前半と後半の表情・空気の違いを見れば
岡田准一さんはそれくらいの演じ分けは
出来ると思うんです。
けれどあの笑み、そして監督が
それをOKにしたという事を考えれば
あの意志の強い笑みで合っているという事ですよね…。


確かに、生きる覚悟より
死ぬ覚悟の方が、極限状態では
楽なことでしょう。
でもそれでは、余りに宮部の人生はむごい。
だって、彼はあれだけ
強い意志で生き残ろうとしていたのに
最後はその意志を貫けなかった、
という事になる。
…端的に言えば、「負けてしまった」。

そう思うと、感動ではない涙が溢れる。
切なさ、無念、焦燥感、やるせなさ、
そういった涙になってきます。
(結局泣くっていう笑)



この映画は、実は
絶望に溢れた映画なのかも知れません。

原作を読んで、物語について
ちゃんと噛み砕こうと思います。
私はとっても勘違いをして
見ているのかもしれないから(笑)



不満ばかり並べてしまいましたが、
映像の迫力は素晴らしかったですし
とても感動したことに変わりはないです。

ですがどうしても、
「感動させる」事でディティールを
誤魔化された気がしてしまうんですよね…。



素直に「あー感動した!」で
終わらせない私は
本当に面倒くさいひねくれた性格なのかも(笑)






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