事務所に呼ばれた私は係長と面談することになった。

現場の上司に話したことと内容は変わらなかったが、実際に1対1で話すとなるとかなり緊張した。

胃は痛み出し、やはり自分の今の状態は普通では無いと感じた。

係長からは休養を取るのは構わないが、それが今後において今休養したらそれは逃げ道になるのでは無いかと言われた。

今までの人生逃げずにやってきたのだ。生きるか死ぬかすれすれの状態の私にとって、係長の言葉は肩透かしなものだった。

社会ってこんなものなのか、私は悟った。


私は構わずに休養しますと言うと、係長の態度が急によそよそしくなったと感じた。

ああ、戻ってきそうも無い人間大して構ってられないよな私はそう感じ、事務所を後にした。

もう今日は誰とも会いたくない。そんな思い出寮に帰ると今度は本来の上司(後に詳しく記します。)から電話があった。

全て話は聞いたとのことで、気づいてあげられなくて悪かったと言われた。
ただ、私は嬉しさも悲しさも何も感じなかった。
ずっと放っておかれて、どう接したらいいかわからなくなっていたのだ。

この上司とは週が明けてから面談することになった。

私は疲れ切って精神安定剤を飲み、早めに睡眠をとった。

部屋の明かり、スマートフォンの電源を切って。