2022.09.13.（火)
【ささやかなこの人生♬】
花びらが散ったあとの
桜がとても冷たくされるように
誰にも心の片隅に
見せたくはないものがあるよね
だけど人を愛したら
誰でも心の扉を閉め忘れては
傷つきそして傷つけて
引き返すことのできない人生に気がつく
優しかった恋人たちよ
ふり返るのはやめよう
時の流れを背中で感じて
夕焼けに涙すればいい
誰かを愛したその日には
例えばちっぽけな絵葉書にも心が動き
愛を失くしたその日には
街角の唄にもふと足を止めたりする
風よ 季節の訪れを
告げたら淋しい人の心に吹け
そして、めぐる季節よ
その愛を拾って終わりのない物語を作れ
優しかった恋人たちよ
ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの
言葉で決めてほしくはない
・・・・・・・・・・
昔々の大昔に、年下の女性から、
1本のテープを渡されました。
セロテープではありません。
今の時代の人は、音楽を録音す
るテープなんていうものを、知ら
ないかもしれません。
その中に、この曲が入っていまし
た。
・・・・・・・・・・
たまたま、ここ曲を最近見つけて、
懐かしく聴いてみると、当時何気
なく聴いていたこの曲の中に、彼
女の気持ちが込められていたこ
とを、なんとなく理解できる気がし
ました。
自分の今の心境を、自分の言葉
以上に鮮明に、100％かそれ以上
語ってくれる曲は、なかなか見つ
かりませんが、この曲の一部分か
ら、当時どんなふうに思っていた
のかが、数十年経った今になって、
ようやく私の心に伝わってきまし
た。
・・・・・・・・・・
私は鈍感なので、はっきり言って
もらわないとわからないようです。
日本人の美徳が、
「察する」
「心を読み取る」
とか、言葉にせずして伝わる気
持ちをいうのでしょうが、私の知
る限り、海外では物事をはっきり
と伝えます。
私の考え方としては、はっきり伝
えずして、うまくいくものも、相手
が察してくれることに期待して、
それが裏切られた時には、うまく
いかなくなります。
「それも運命だ」
と諦める人もいるでしょうが、私
は「諦める」ということが嫌いなの
で、その美徳に納得できません。
・・・・・・・・・・
多くを語らずして察するという、
日本人の美徳。
本当に大切なことや、本当に大
切な人、また、将来そうなると思
われることや人には、それらを
失う前に、伝えたいことはきちん
と言葉で伝えることをお勧めい
たします。
・・・・・・・・・・
私の志は、世界人類の、生き甲
斐の想像です。
今日一日が楽しい一日になるよ
うにお過ごしください。
笑って過ごすように、努力しまし
ょう。
みなさんが毎日1㎜でも、幸せ
に近づけることを、心から祈って、
これを書いております。
最後までおつきあい下さり、あり
がとうございました。
★おわり