チャンネル83 -14ページ目

裏方日記10 MISATO V20 スタジアム伝説~最終章~NO SIDE

コンサートスタッフの裏事情やライブの様子を話そうと思って始めた裏日も早10回目。

今回は今日行なわれた渡辺美里の西武ドームライブについてです。

渡辺美里、小室哲哉が手がけた「My Revolution」で有名かな。

毎年夏になると西武ドーム(旧西武球場、更に現在はインボイス西武ドーム)でライブをやっている。

それが今年で20回目。

今年でファイナルらしい。

ちなみに僕はライブにバイトで昨年、一昨年と参加している。

だって家から近いんだもん。

 

いつもの会社のTシャツではなく、

ライブのロゴの入ったスタッフTシャツに着替えて業務をこなす。

客層としてはやはりというべきであろうか、

オッサンやオバサン率が高い。

40代が多い。

多分昔は若々しい顔して青春を謳歌していたんだろうね。

今じゃ横にだらんと広がっちゃって・・・。

髪も薄くなっちゃってさ。

歳をとるにしてもいい歳のとり方をしたいよとしみじみと思う。

 

特効による爆発とともにライブスタート。

美里、気球で登場。

僕のいる最前のバリケードの辺りも含めてスタジアムを一周。

よくやるねえ。20周年ともなると気合の入り方が違う。

その後、気球から降りてステージで熱演。

メドレーに入った時点で残念ながら控え室のある人工スキー場に移動。

レトルトのカツカレー弁当を食う、ってコレ、去年と同じじゃねえ?

まあいいけど。

ちなみに去年はメシの時間がわずか5分という仕打ちを受けたが、今年はなかった。

 

メシ後、何をするかといえば、チラシ作成。

実は西武ドーム、渡辺美里の翌日に今度はSOPHIAのライブがあるのだ。

昨年もドームで行なわれ、その際に僕もバイトで行った。

今年は行かないけど。

という訳で明日のSOPHIAのチラシ作成。

まさか美里スタッフがSOPHIAのチラシを作るとは、SOPHIAファンも思っていないだろう。

それを黙々と2時間近くこなす。

最初のうちはまだ楽しめたが、次第に飽きる。

SOPHIAのメンバーの顔も見飽きてきた。

 

控え室に聴こえるは美里のライブ。

「My Revolution」「サマータイムブルース」「10 years」など、

往年のヒット曲を次々と歌う。

っつーかいつも思うのだが、何故僕はこんな古い曲を知っているのだろう?

ひょっとしたら僕は歳を偽っているのか?

んな訳ない。

まあ、どーでもいいことだな。

そういや「恋したっていいじゃない」の辺りだったか。

突然聴こえるは西城秀樹の「YOUNG MAN」。

何故!?何故秀樹がここに!?

ホンモノか?それともぐっさんか?

真偽は分からず。

 

そんな感じで黙々とチラシ作成を続ける。

チラシの袋の取っ手の部分のしわをつまんで伸ばすという死ぬほど地味な作業をしていた時、

「じゃあここで上がりになりま~す」

えーーーーーーー!

こんな地味な内職みたいな仕事で今日終わり?

しかも、事前に聞いた予定終了時間より2時間早いんですけど。

まだ終演後の客出し始まってないよ。

いいの?

いいらしい。

どうなってんだ?

 

よく分からんが労働時間分の給料をもらって帰る。

Tシャツももらって帰る。

このライブでは毎年必ずTシャツをもらえる。

まあ、もらったところで普段着るには恥ずかしいデザインなのだが。

外は丁度ライブが終わり、帰る客の姿が。

そして外のスタッフがそれを整理していた。

僕は近くのコンビニで買ったアイスを食べながら、それをただ眺めていた。

そしてファンで満員となった電車に揺られて帰るのだった。

CANDYSMOKE AND DISTBALL/宇頭巻

よく面白い本やCDを探しに図書館に行くことが多い。

んで行ってみると思わぬ掘り出し物に出会うことが多い。

 

こないだ、学校帰りにとある図書館に寄った時のこと、

CDの棚を見ていると目の前に映ったとあるCD。

宇頭巻「CANDYSMOKE AND DISTBALL」

待て。

宇頭巻、日本を代表するハードコアミクスチャーバンドだ。

何故公共の場に宇頭巻が!?

ハードコアミクスチャーは一般大衆に受け入れられたのか?

ちなみに更に衝撃的だったCD発見。

ギターウルフ「LIVE!!」
待て。

何故お前らもここに!?

少なくてもここの図書館には最低でも1人、

ロックジャンキーな職員がいるってことだろう。

そしてこれらのCDはそいつの選曲なんだろう。

サイコー。

 

そんな訳で今回は宇頭巻の「CANDYSMOKE AND DISTBALL」

とはいっても宇頭巻についてはよく知らん。

だって同じミクスチャー系の山嵐と未だに区別つかないんだもんな。

ちなみにミクスチャー系ではsmogasなんかが好き。

まあ、そんな僕だけど単純にこの作品はかっこいいと思った。

圧倒的なサウンドにやられた。

音のパワーがスゲーよ。

理屈なんかじゃない。

とりあえず聴け、そして打ちのめされろ!

SPEED/金城一紀

金城 一紀
SPEED
 
スピードが刹那に過去を奪い去ってゆき、存在するのは現在とほんの少し先の未来しかない。
このままどこかに飛んでいってもいい。
とにかく、わたしが、みんなを未来へと連れてゆくんだ―。
 
約一ヶ月前に買ってその日のうちに読破したにも関わらず、
全く紹介できなかったけど、ようやく紹介できそう。
という訳で「SPEED」。
「レボリューションNo.3」「フライ,ダディ,フライ」に続くゾンビーズ・シリーズ第3弾!
 
今回の主人公は岡本加奈子。
とある名門女子高に通う高校2年生。
憧れの家庭教師、彩子さんの死がきっかけで起こった彼女の初めての冒険。
そしてそれに参加するのはおなじみゾンビーズのメンツ。
 
感想としては、先ず大満足の一作でした。
いつもの爽快感はもちろんのこと、
主役である岡本加奈子の視点で話が進むため、
いつもの作品よりポップでガーリッシュなテイストが加わっているんじゃないかな。
ゾンビーズとの掛け合いや日々変わっていく姿などは読んでいて楽しく、
とても瑞々しく描かれています。
 
ちなみに過去のシリーズを読んだ人向けに話すと、今回はアギーの活躍するシーンがかなり多いです。
勿論、南方、舜臣、萱野、山下の4人もいつものように活躍。
山下は相変わらずのヒキの弱さを発揮してくれます(笑)
 
ピンでも読めるんだけど、
今回の作品は過去のシリーズを読んでからのほうがいいんじゃないかって思います。
というのも要所要所に過去のエピソードを思い出させるものがあって、
特に「レヴォリューションNo.3」でのヒロシの件が話に大きく関わってくるから。
これを読むと改めてゾンビーズにとってのヒロシの大きさを実感。
他にも「フライ,ダディ,フライ」を読んでれはニヤリとできるシーンもあり。
 
ありふれた世界から彼らのいる世界へ。
平穏な女子高生の初めての冒険談。
 
目に見えない何かから抜け出して、
誰よりも速く、どこまでも自由に。

裏方日記9 野ざらしⅤ

セーックス!マシンガーンズ!

 

日記にも書いたけど、こないだの土曜日、

SEX MACHINEGUNSのライブに仕事で行ってきた。

一応ご存知のない人のために説明すると、

日本が誇る(?)、ヘビーメタルバンド、

それが彼らSEX MACHINGUNS。

ちなみにバンド名は「SEX PISTOLS」より凄いってことでつけたらしい。

ピストルズってヘビーメタルだったか?まあいい。

超絶のメタルサウンドにお前らアホかってぐらいアホな歌詞をハイトーンボイスで歌うバンド。

代表曲としては、

ひたすらに「みかん みかん みかん」と叫ぶ愛媛のみかんリスペクトの「みかんのうた」

ファミレスでの初デートの模様を描いた「ファミレス・ボンバー」

給食での食べ残しを歌った「ONIGUNNSOU」

う~ん、アホだ。

この歌詞のどこがへビーメタルやねん。

でも、カッコいいんだよなあ。

サウンドに関してはマジでホンモノ。

 

思えば僕が高校生だった頃、先輩でマシンガンズのコピーバンドをやっている人がいた。

そこで初めて僕は「みかんのうた」を聴き、マシンガンズを知った。

それ以後、同級生の中にもマシンガンズをコピーする連中が現れた。

ちなみに僕もやったことがあった。

そんなこともあって当時はマシンガンズの曲を聴いていたこともあった。

閑話休題。

 

数年前に活動休止をしたのだが、去年から再び活動を始めた。

そんな彼らのライブを聴いてみたく、僕は日比谷の野音へと向かった。

 

客を見てみると何やらいかつい客が多いのは気のせいだろうか?

ただでさえマシンガンズのライブにはデンジャラスなイメージがあっただけに気になる。

そんなことを思うなか、ライブはスタート。

仕事上、ステージを見ることをできないので客を見る。

すると、おおー!出た出た。

ヘッドバンキングだー。

マシンガンズのライブといったらコレ。

いや~、生で見るとスゲエな。

目の前にかわいらしいロングのねえちゃんいたんだけど、

もう思いっきり腰を落としてヘッドバンキング。

ひたすらにもう髪の毛振り乱してヘッドバンキング。

これ、客観的に見るとかなり異常である。

宗教と間違われてもおかしくはない。

まあ、ロック(この場合はヘビーメタルか)も一種の宗教だけど。

これを2時間半続けるんだからそうとうしんどいもんである。

 

そういや高校生の頃、伊丹というKORNとKISSが大好きな後輩がいた。

奴もライブではよくヘッドバンキングをすることが多かった。

元気にやっているんだろうか?

閑話休題。

 

曲としては僕の知らない曲が多い。

まあ、まともに聴いたアルバム1stの「SEX MACHINEGUNS」だけだもんな。

MCはいつものノリ。

PANTHERやKENJILOWはフツーになじんでんのな。

サイパンは復帰だしな。

PANTHERなんか昔見た時、全然喋らなかったからどーなるかと思ったが。

セクシーキャラだったのか?

SUSSYのハレンチキャラの穴を埋めているってことか?

まあ、どーでもいいや。

Anchang、冷静に他の奴のMCを流す。

もはや名人芸、猛獣使いの域である。

そういやアメリカでニューアルバム作成するって言っていたっけ。

マジ!?

 

演奏曲としては知らん曲も多かったが、知っている曲もあった(特に後半)

「桜島」や「S・H・R」、「みかん」や「ファミレス」、「BURN」、「GERMAN POWER」等、

ラストは「SEX MACHINGUNS」で終了。

個人的には「TEKKENⅡ」「ONIGUNNSOU」も聴きたかったが。

 

とりあえず生マシンガンズの爆音、

生集団ヘッドバンキング、

この二つが見れただけでも価値のある仕事だった。

という訳で満足の一日だった。

 

んじゃ最後にマシンガンズってことでラストはあのセリフで。

っせーの、

 

セーックス!マシンガーンズ!ヘビーメタルシャウトォ!ンナァーーーー!!!!

散歩の達人になろう(後編)

~前回のあらすじ~

何を思い立ったか突如散歩に行きたくなった僕。

「散歩の達人」を片手に僕は電車に揺られて石神井公園へ向かった。

駅から歩くこと10分、目的地の石神井公園へと着いた。

 

石神井公園ボート乗り場

目の前には売店とベンチ、そして大きな池と貸しボート乗り場の光景。

ほー、こんな場所なんだ。石神井公園って。

井の頭公園みたいなもんか?

なかなか気持ちのいい光景じゃん。


釣りを楽しむ親子、

ラジコンボートにいそしむオジサン、

池に見えるはスワンボートとカルガモ。

そんな光景を眺めながらのんびりと池の周りを歩く。

しかし、意外とでかい、この公園。

けっこういい運動にもなるな。

 

やがて一見の店を発見。

豊島屋

「散歩の達人」によるとこの店は「豊島屋」というここら辺じゃ大正時代からある茶屋らしい。

ラーメンやおでん、かき氷、駄菓子となんでもござれ。

そして驚いた。

雑誌を見ると何とチェリオが売っているとのこと!

チェリオ。

今から10数年前、僕がまだ小学生の頃、

学校の裏の駄菓子屋(?)で販売していたあの懐かしのチェリオがここに売っているのか!?

早速店の中を探す、が見つからない。

店のオバチャンに訊いてみる。

「売っていたの、去年までなのよ~」

ウ~、残念。飲みたかった。

代わりにピンク色のラムネを購入。

ラムネピーチ味

ピーチ味らしいが、どこがピーチ味なのか今ひとつ分からん。

確かにピーチ味と思えばそう思えるのかもしれないが・・・。

まあ、ファンタのピーチ味だってそんなモンじゃんってことで納得。

ついでに焼き団子も喰おうと思ったが売り切れとのこと。

「日曜日はなくなるの早いのよ~」とのこと。

団子を諦め、オバチャンに別れを告げ、僕は店を後にした。

 

再び公園内を歩く。

厳島神社

ん!?何だ、こりゃあ?

急いで神社らしき建物へと近づく。

「厳島神社」というこの神社、

あとで調べてみるとどうやら弁才天を祭られていたらしい。

へえ~。

 

更に進むと今度は「石神井城址」なるものを発見。

石神井城址

まさか石神井にも城があったとは・・・。

色々と見るもんあるな、ここ。

歴史深いんだねえ。知らんかった。

 

そんな感じでてくてくと歩く。

腹が減ってきた。

・・・。

再び「豊島屋」へ到着。

みそ田楽を購入。

オバチャンに笑われる。

帰ってきちゃったよ、オバチャン。

 

テーブルにみそ田楽を運ぶ。

・・・って、あーーー!

Tシャツにみそがついていた(泣)

まいったな~、まあ、どうしようもねえな。

みそ田楽は美味かった。

みそ田楽

 

そんなこんなで池を一周し、帰宅した。

しっかし、面白いな、こりゃあ。

練馬区にまさかこんな場所があったとは・・・。

意外と知らないもんだね、僕は。

またどっかに行きたいな。

次はどこ行こう?

練馬?江古田?井の頭公園探索もいいな。

考えは膨らむばかりだ。

とりあえず

石神井公園での散歩の続きは明日以降に更新するとして。

 

7月も今日で終わり。

今月は先月に比べ、色んなことがあった気がするよ。

アジカン主催のNANO-MUGEN FES.に行ったり、

仕事で色んなライブに行ったり、

先月に続き高校時代の友人と会ったり、

ちょっと近くて遠い駅まで散歩に行ったり、

あとブログには書きそびれたけど大学の部活動時代の友人と飲んだり、

これも書きそびれたけど友人と野球を観に行ったりと。

 

本も先月以上に読んだ。

ブログにこそ書いてないけど面白い本も沢山あった。

特に金城一紀の「SPEED」とオーケン関係のエッセイはホント良かった!

あ、今「海馬」っていう脳に関する本も読んでいるんだけどコレも面白い。

 

音楽は最近なかなか新しいのを購入できないけど、

それでも色々と聴いているよ。

こないだあった知り合いに聴かせてもらった

「SYSTEM OF A DOWN」ってバンドの曲、

ミョーな声と激しすぎる転調に笑っちゃうけど、良かった。

 

ひょっとしたら先月とやっていることは同じかもしれないけど、

何故か先月以上に印象的で、

先月以上に面白く感じる訳。

何故だろうね?

別に面白いことばっかじゃないんだよ。

相変わらず落ち込むことも多いしさ。

たださ、それでも何とかやっているよ。

上がったり下がったりを繰り返しながら。

  

あ、そうそう。

報告するの忘れていたけど、こないだの金曜、とある会社から内定を頂けました。

これから先どうするかは分からない。

予定は未定。

ただ、今のところはまだ就活続けるって感じかな。

何かが変わりつつあんのかな。

 

そんな感じで8月、もっと×2面白いこと探していきます。

散歩の達人になろう(前編)

7月最後の今日、日曜日ということもあって遅めの11時に起床。

昨日SEX MACHINEGUNSのライブに仕事で行った為、若干疲れ目。

(この内容についてはその内紹介するつもり)

何もせずにボケーっと本を読みながら過ごす。

っていかん!7月最後のこの日、家で引きこもりって駄目だろ、オイ!

 

という訳で何をするか考える。

金はない、よく会う知り合いはバイトでいない・・・。

何か1人で金がなくてもできること・・・。

そうだ、散歩をしよう。

クローゼットから取り出すは一冊の雑誌。

「散歩の達人 2004年3月号」

特集 天然のワンダーランドへ 江古田・練馬・石神井公園

これだ。

 

池袋から走る西武池袋線上にこの三駅はある。

沿線に住む僕にとってなじみの深い、

だからといってあまり寄らないこのエリア。

興味があって買ったものの使うことのなかったこの雑誌が役に立つとは。

ジーンズにTシャツ、バックには「散歩の達人」を詰め込む。

よし、行こう!

目指せ、サンボ、いや散歩マスター!

 

電車に揺られながら目指すは一番近い石神井公園へ。

車内では「散歩の達人」と一緒に持ってきた

「オーケンののほほん日記」を読みながら過ごす。

横に座っていた女からはココナッツのにおいがした。

 

石神井公園駅到着。

とりあえず「散歩の達人」のマップを頼りに石神井公園を目指すことに。

街中を進んでいくととある光景が。

 

小山病院

 

え、何コレ!?何故電車が?

建物の看板には「小山病院」との文字が。

「散歩の達人」によれば、ここの理事長が大の鉄道マニアで、

その為にこのように車両が保存してあるとのこと。

しかも、病院の一部には電車のレプリカを診察室として使っているとのこと。

ほえ~。

 

まあ、ただそれだけのことなんだけど、この時僕は思った。

知らない土地を散歩するのは面白い。

駅から歩き始めるとすぐに風景は僕の知らないものへと変わる。

電車からは見ることのないであろう景色へと。

それがたまらなく面白かった。

 

そんなことを楽しみながら僕は目的地の石神井公園へと向かった。

途中、どっかの店から流れたハワイアンが心地よかった。

 

以下、後編へと続く。

BROTHERHOOD

一ヵ月半ぶりに高校時代の友人と再会。

相変わらず話すことはロックとお笑いと格闘技の話ばっかり。

お互いに状況はあんまよくないけど、頑張るしかねえよなあ。

ってか、「~しかない」って言うと何かスゲエ悲壮な気がしてしょーがない。

「~してやろーじゃねえか」ぐらいの気持ちが丁度いい?

  

とりあえず今は目の前のことに全力で取り組んでいくよ。

笑顔と楽しいトークとポジティブオーラが欲しい今日この頃。

誰かいい方法でもあったら教えておくれ。

 

頑張れ~、負けんな~、力の限り生きてやれ~。

 

終わったら何か面白いことしよーぜ。

アゲイン2/ゆず

ゆず, 北川悠仁, 寺岡呼人, 岩沢厚治
アゲイン2
 
アゲイン 誰もがみんなひとりぼっちを抱きしめながら生きている
アゲイン 泥だらけの靴だって何度でも歩き出せるさ
 
こないだのライブ以来、この曲をやたらと聴くようになった。
以前はポップな曲だなぐらいの印象だったんだけど、
今回のライブを通じて実はすげえタフで骨太な曲なんだと実感。
多分、今になってようやく歌詞の心情を理解できるようになってきたのかな。
 
この曲ができた当時って確か「トビラ」がリリースされた後だと思うけど、
このアルバムは確か、当時のゆずの葛藤とか不満とかが詰まった作品だった。
 
そんな時機を越えて生まれた曲だからこそ、どこまでもポップでタフな曲になったんだと思う。
 
答えなんかなくても 小さな一歩踏み出した
君と共に行こう
 
最近ボロボロな僕の日々だけど、 それでもこうやってボロボロの中で歌ったやつらがいることを思うと
「まだまだやれるだろ、自分」って思うよ。
この曲はまさしく「アゲイン」な曲なんだろうね。
ゆずにとっても、僕にとっても。

裏方日記8 YUZU SUTADIUM 2005 "GO HOME"

7月23日、バイトで行ってきました!

YUZU SUTADIUM 2005 "GO HOME"

今回はそれについてのレポートです。

 

会場は日産スタジアム。客数6万。

アリーナブロックだけでも1万4000人はいた。

全国から集まるゆずっこ。

場内ではジャパンアクションエンタープライズ(旧ジャパンアクションクラブ)の皆さん扮するピエロやメリーポピンズもどきが客を出迎える。

ちょっとしたテーマパークである。

 

開演30分前、

 

揺れた。

 

会場が揺れた

ライブでよくあるオーディエンスの盛り上がりによるものではない。

 

地震だ。

 

客一時騒然。

スタッフも急遽ステージの点検へ。

一時はどうなることかと思った。

ルナシーの10万人ライブのようになるんじゃないかと一瞬考えてしまった。

 

予定より30分推しでライブスタート。

一曲目は「センチメンタル」。その後新旧の曲を折り混ぜながらライブは進む。

個人的には「雨と泪」「月曜日の終末」が演奏されたのが何よりも嬉しかった。

 

中盤突如として始まるショートコント。さとう玉緒、ルー大柴登場。

何だ、このチョイスは!?

見事なほどのぐだぐだ感を醸し出して寸劇終了。

まあ、これがいいのだが。

(ちなみにその後、ラッキイ池田も最後の方で登場した!)

 

後半、アーチェリー銀メダリストの山本博選手登場!

そして演奏されるは「栄光の掛橋」。

己の現状と歌詞を照らし合わせてしまう。

胸にこみ上げるものがあった。

その次の「アゲイン2」でも再び歌詞にぐっと来てしまった。

個人的にこの2曲はこの日1、2を争う盛り上がりの瞬間であった。

 

その後、「夏色」等を演奏し、本編終了。

アンコールでは「少年」を含め3曲演奏。

オーラスは新曲「GOING HOME」。

会場大盛り上がりで終了。

 

改めて新旧の曲を聴き比べると不思議なモンで、

「夏色」「少年」といった路上時代となんら変わらない曲をやる一方で、

「栄光の掛橋」みたいな日本中を動かすでっかい曲をやるようになった。

どっちがリアルなのかと言えばどっちもリアルなんだろうけど。

高校生の頃から聴いていただけにしみじみ色々と考えさせられてしまった。

 

そんなこんなのゆずのライブであった。

 

おまけ

バイト中、休憩が一度もなかった・・・。

何でも全員に休憩をまわせなかったのこと。

メシ、仕事が終了して給料と同時にもらった。

勘弁してくれ(泣)

帰りにスタジアム近くの道端で1人メシ。

わびしい。

しょぼーんなメシであった。

とほほ・・・。