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かんかんのブログ

2015年2月末にすい臓がんの肝臓転移、ステージ4bの末期であることが判明。現在、抗がん剤FOLFIRINOX(フォルフィリノックス)にて治療中。

2015年4月30日~5月1日(すい臓がん ステージⅣb)

2月末に告知されてから、検査、検査、ポート造設手術、抗がん剤治療と出費が重なります。
2ヵ月で30万円近く出費しました。
お金がかかりますね、いくら返還されるかもよくわかりません。

ここで、3月のある日の病院でのやりとりを紹介します。
かんかんさん、3月はこの日までに通院治療費で高額医療費上限となる80,100円、既に突破してます。
ポート造設した際の入院治療費の清算をしようと会計へ、
会計嬢「83,○○○円となりマース。」
かんかん「あれ、今月はもう16万円も払うことになるんですけど、高額医療の対象にはならないんですか?」
会計嬢「入院費と通院費では別勘定となりマース。」
かんかん「では、高額医療費の上限が8万100円のはずなのに、結局同じ月で160,200円も負担しなければならないんですか?」
会計嬢「制度がそのようになってマース。」
かんかん「高額医療制度ってのは、そんなふざけた制度なんですか?」
会計嬢「上限があるだけ有難いと思いマース。」
かんかん「(ガルルルル・・・怒りは頂点に)」

あまりに頭にきたので、その場で厚生労働省の電話番号を調べ、直接厚労省の担当者へTEL。
厚労省担当者「入院費と治療費は別勘定になりますが、同じ月でどちらかが80,100円に達し、またもう一方が21,000円超えていれば一時的に窓口では負担いただきますが、後日返金されるようになります。」
そう!!その説明が欲しかったの。
これで納得し清算して帰宅しましたが、入院明けの患者に対しあまりにいい加減な対応じゃあーりませんか??
病気のことでただでさえ不安なのに、さらにお金のことで更なる不安を与えるんじゃないよ!!

制度上いくらお金が返ってくるのか、また今後どの位治療費が掛かるのかとても不安です。
制度をもっとわかりやすくできないもんですかね。
また、抗がん剤治療は、保険が適用されても1回につき5万~6万円かかります。
かんかんさんの場合、2週間ピッチで投薬してますから、かなりの出費になってしまいます

生命保険??
通常ののみで、がん特約には入ってませんよ
テレビで、S井クンやM追さんやアヒル達のCMを見るたびに、悔やまれます
むしろ、ガン保険CMの多さにビックリしました。
ってか、入ってたとしても、なかなか抗がん剤治療に重点を置いた保険には入らなかったでしょう。
ピンポイントでどんな治療に重点をおいた保険に入るかは、誰もがなかなかできないと思います。
抗がん剤治療、1回の投薬につき上限1万円とかにならないもんですかね。

治療にはお金がかかる。
稼げるときには稼がねば。
一家の主として、そう思い立ち一時的に仕事に復帰することを決意しました

予め、職場にも相談してあって、変則的な勤務だけど認めてもらえるか聞いたところ、医師の診断書さえあれば可能であるとのこと
よって、先生に「投薬1週間後には出勤可能である。」との診断書をいただき勤務することにしました。

ゴールデンウィークまっただ中。
4/30と5/1の2日だけの復帰となりました。
約2ヵ月ぶりの復帰でしたが、予想以上に疲れました。
やはり、体力がかなり落ちているのですね。
また、周囲の方にかなり職場にいることに驚かれました。
ただし、いろんな人と久しぶりにお話ができて、気分的にはかなり楽になれた気がしました


ガン患者となって初めてわかりました。
安心して治療に専念できるよう、治療費がもうちょっとどうにかなりませんかね。
先進医療についても、本当にいいものはどんどん保険適用できるよう認めてほしいものです。
あと、公共交通機関の利用料が半額になるとかあるといいな♪
はい、勝手ばかり言ってスミマセン。