今週末も観劇へ。バーオーム観劇です。

花總まりさん、ご出演です。

スペクタクルリーディング　バイオーム
五感を揺さぶる朗読劇
日時：6/8-6/12
場所：東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）
出演者：中村勘九郎さん、花總まりさん、古川雄大さん、野添義弘さん
　　　　安藤聖さん、成河さん、麻実れいさん

作：上田久美子さん
演出：一色隆司さん

あらすじ

その家の男の子はいつも夜の庭に抜け出し、大きなクロマツの下で待っていた。

フクロウの声を聴くために...。

男の子ルイの父に家族を顧みるいとまはなく、心のバランスを欠いた母は怪しげなセラピーに逃避して、

息子の問題行動の奥深くにある何かには気づかない。

政治家一族の家長としてルイを抑圧する祖父、いわくありげな老家政婦、その息子の庭師。

力を持つことに腐心する人間たちの様々な思惑がうずまく庭で、古いクロマツの樹下に、ルイは聴く。

悩み続ける人間たちの恐ろしい声とそれを見下ろす木々や鳥の、もう一つの話し声を...。

たった5日間しかない公演。明日が千秋楽です。

台本を持って台詞をしゃべる朗読劇というのは最初だけ。

というより自然を演じている時は朗読劇っぽくて

人間（人）を演じている時は舞台前方で通常の舞台のようでストレートっぽい舞台。

自然と人のやりとりもあって楽しく面白い部分もあって。

生演奏の音楽あり光と映像ありです。

このあたりがスペクタクルでしょうか。

勘九郎さん以外の皆さんは自然（植物）の役と人の役

自然からは、人はけものという表現

植物の世界と人の世界。人の世界は醜くて狭いところ。

勘九郎さん、2役の子役の役。リコーダー演奏あり。

　　　　　　歌舞伎を観たことはないのですが、歌舞伎っぽい台詞まわしだなと

古川さん、バラと、庭師の息子役。体つきががっちりされました

　　　　　花さんをお姫様だっこして布団へ♡

成河さん（セコイヤと花さんの旦那）、麻実れいさん（クロマツと家政婦）

　　素敵でうまい芝居でした。

花さんは、植物のクロマツの芽は優しい役ですが人では子供に旦那に愛想をつかし？

　　愛に飢えてか母性がでないからか精神的にやんでしまった奥さんで激しい演技。

　　厳しい台詞も多くて。それでも花さんは花さん。お綺麗で可愛くて。

　　歌はありませんが芝居もとっても素敵でした。

人の世界の最後は少し予想が外れた感じの話になりましたが

人は血筋が途絶えるが植物は途絶えず記憶に残る？

舞台の最後は少し？でしたが素敵な舞台でした。

小さめのパンフレットです。

本日6/11ソワレ公演がライブ配信だったのですが

アーカイブありです。～6/14火_23:59まで

バイオーム 観劇

バイオーム観劇