プチ旅行から戻ったここ一週間、
真夏のような暑さと花粉症で
かなりバテておりました

皆さんはいかがお過ごしですか??

今日は少し、パッサウの様子を
お伝えできればと思います

パッサウはドナウ川の下流に向って右、
イン川の下流に向って左、
川と川に架かる太鼓橋のような街で、
オーストリアとの国境にあります

ドナウ、アルプスの清流を交えるイン川、
チェコはボヘミアの森から辿り着いたイルツ川がパッサウで合流する街として有名で、
お魚が美味しいのか川辺で釣り糸をぶら下げているおじさんの姿がちらほら(^_^)
(ミュンヘンじゃあまり見ない風景にほっこり

まずは聖シュテファン大聖堂へ行きました


‘’キリスト教の四国八十八箇所巡り‘’
に不可欠というだけあって、
中は高くそびえる柱の上の装飾といい
天井のフレスコ画といい荘厳な雰囲気

実はこの日、
ここでお昼のオルガンコンサートがあるとの情報をたまたま入手し
案内所で教えてもらった通り
教会中庭のチケットセンターへ


ところがものすごい人で、
チケットはまさかの目の前で完売



そこであっさり諦めきれず、
一か八か教会の入口に続く列に並んで
入口のチケットを切ってるおばさんに、
「私たちオルガンを勉強していて、
このオルガンの音を聴くためにベルリンから来たんです。お願いですo(;△;)o」
ってウソついてお願いしてみたら、
「ホントはダメだけど、、じゃあ少しだけよ」
って言って中に入れてもらえたのです~



優しいおばさんに大感謝しつつ、
なんとか席を見つけて、
12時にコンサートがスタート


後期ルネサンスのメルヒオール・フランク
に始まり、バッハ、モーツァルト、レーガー、
現代を代表する作曲家 エミヨット・シュナイダーまでの
色んな時代やスタイルの楽曲が
様々なオルガンの音色で見事に奏でられました


この左右にもパイプがあります。
30分ほどの短いコンサートでしたが、
天井の美しいフレスコ画を見ながら聴く
世界最大のオルガンのサウンドに感動。。
オルガンコンサートって、
弾いてる人が見えないのと
ドームの反響が大きいのとで
どこで鳴ってるか分からないところがあって、
ちょっとお化けが弾いてるみたいな感覚も。笑←
Youtubeに手元と鍵盤が載ってるものがあったのでご紹介

シュテファン大聖堂のオルガン

鍵盤が5段に、このボタンの数

1668年にこんな精密で巨大な
楽器を作ったなんて、
一体どんな情熱とお金があったのかしらと。。←
ちなみに一番おおきなパイプは
高さ11メートルに
重さ3トン





明日はグラス博物館とドナウ川クルーズのことへつづきます


皆さま、素敵な夜をお過ごし下さいね
