Bump of killer kids -24ページ目

のび太君

この前ジャイアンと戦ったんですよ、本気でね。
で、生まれて初めてジャイアンに勝ったわけですわ。正直以前には勝つのって不可能だと
思ってたのよ。みんなボコボコにやられてるからさ。
あのね、俺が間違ってた。人は諦めるもんじゃない。変化だね、人は変わるものだよ。
いままで殴られる時さ、めちゃめちゃびびって抵抗しないで、帰ってドラえもんに助けて~って泣きついていたのよ
10秒くらいかけてさ。でなんかドラえもんに頼っちゃったのさ。
そしたら今晩ドラえもんがさ「未来に帰らなきゃいけない!」とか言うの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから1人で戦ったのさ。えぇ、そりゃもう抵抗しましたとも。全てを忘れて戦ったよ。恐怖とか痛みとか今までの自分の弱さとか色々忘れてね。
だってドラえもんが安心して未来に帰れないからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい食らい付き。すごい覚悟。映画版くらい。ドラクエなら薬草だって使わない。
それで横見たらジャイアンがすごい勢いで逃げてんの。
正直「ドラえもん、助けて!」なんて逃げないで素直に自立にすりゃよかったと思ったよ。
心の底からドラえもんに心配かけてきた事を後悔したね。
で、夜が明けて1人で「君がいなくなったら部屋ががらんとしちゃった!でも慣れると思う。」とか思っちゃてんの。
ホントは俺ってダメ人間。
だけど誰の助けもいらない。

カルピス

最近、カルピスを原油のまま飲むのにハマっている。
この濃さ、この喉ごし、薄める派にはわからない味だ。
風呂で茹でダコになりながらふと思いついた。
「カルピスの原油を沸かして風呂に入ったらどうだろうか?」
野望実現のため、並々ならぬ量のカルピスを買ってきた。店員の視線が少々気になった。
それを浴槽にぶちまけた。でももったいないので二本ぐらいとっておいた。
こころなしか沸くのに時間がかかった気がする。これは沸点上昇によって・・・いや、祭りの席で難しい話は抜きだ。
いざ入ってみた。普段おいしいと感じた原油だが、湯気となって立ち込めて鼻から口から入ってくるとそのうち嫌になってきた。
今までニュウヨクザイを使ったことのない俺にとって乳白色の風呂はたまらなく嫌だった。
風呂上り、ベトベト感がぬぐえなかった。残ってた二本のカルピスは二階の窓から捨てた。
これは余談だが、大量のカルピスを買うために車を売った。バイト先までは徒歩一時間半。ちょっとだけ・・・筋肉痛。

ブヒ

サッカー部の部室で仲間数名と話し込んでいた時。
「黒ブタ」というあだ名で評判の不細工マネージャーが部費の集金に現れた。
「ねぇみんなー。ブヒー」
小さな部室に爆笑の渦が巻き起こった。