変革請負人のブログ

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今後の技術革新、グローバリゼーション、高齢化によって働き方は大きく変わってくる。

それに伴い働く人たちに求められるスキルも大きく異なるというパロアルトにある「未来研究所」が予測している。

では、未来の仕事に必要となるスキルとは何だろうか?大きく10あるというがそれぞれ見てみよう。

1.計算的思考
これは未来永劫求められる能力なのだろう。
コンピュータの進化によって計算処理能力は飛躍的に高まり、
2025年には人間の脳を凌駕するほどになると予測されるくらいだ。
しかし、一方で、プログラミグやアルゴリズムの知識を活用して回りに翻訳する力は重宝される。
さらに、統計分析や量的推論を駆使して、物事をシュミレーションする、すなわち解釈する力もさらに必要だ。

2.デザイン思考
発想法と試行錯誤を繰り返し革新的アイディアを模索するアプローチ。
環境を再定義、デザインし直し、脳(思考、感情)と行動を変えていくことで改善を加えて行くという能力。

3.情報整理力
膨大なデータを取捨選択し、整理する力。
必要な情報をストックするだけではなく、アウトプットする力も必要と言えよう。

4.動画ツール活用力
You tubeの影響で動画が身近になりつつある昨今、ビジネスの現場でも動画が多用されている。
今後はプレゼンの現場でもパワポではなく動画を活用されることもありえる。
動画メディアを活用して自らの気持ちを伝え、相手の心を動かす能力はより必要となる。

5.分野横断的な知識
T字型の知識を持つ人材。
幅広く、そして特筆して詳しい分野がある事。
そのためにも、幅広い好奇心を持ち、学べる姿勢が大切。

6.批判的思考
機械のオートメーション化によって、ますます人間の仕事の領域が浸食される。
では、一方で機械が苦手な事は?それがこの批判的思考。
一定の条件の元での解決策は機械でもできるが、クリエイティブな解決策や新たな問題点を発見する力は人間だけのもの。
洞察力と創造力の根幹として批判的思考は求められる。

7.社会的知性
多様な人との信頼関係構築のためにも、相手の感情をすばやく察知したり、それに対応した態度を示すなど円滑なコミュニケーションスキルが求められる。特に、暗黙の了解を得意とする日本人としてはこの分野を伸ばす事も有用と言えよう。

8.独創的思考
雇用が低技能職、高技能職と二極化する中で移り変わる状況に対応する独創的思考が求められる。

9.異文化理解
世界はよりいっそう小さくなる中で多様な文化を理解せずには生きて行けない。
まさしく、世界への進出はもちろんであるが、多様性を内包しない組織からは
イノベーションは生まれない。

10.バーチャル・コラボレーション
遠隔地にいながらもチームメンバーの意欲を引き出す力が求められる。
ゲーミフィケーションなどの理論を組み込む事が大切だ。
経営者のみならず日本人の精神的支柱として取り上げられる「武士道」。

ただ、果たしてその本質的要素を私たちは引き継いでいるのだろうか?

そもそもの武士道として引き継ぐべき要素とは何であるか?

「義」
義理=正義への道理、節義、正路

「勇」
勇猛、勇敢、忍耐、勇気
果敢な動的勇気と平静を保つ性的勇気

「仁」
王者らしい特
慈悲、愛、母性

「礼」
精神の統治

「誠」
誠意 武士に二言はない

「名誉」
恥への恐怖 錦を飾る

「忠義」
国家に対しての忠誠心

根底は「智」「仁」「勇」

克己…心の安らかさを保つ事