お久しぶりです…
このところスッカリ遠退いております…
理由がある訳では無いのですが…
いえ、無いと言い聞かせている部分は少々あります…
多分、大した事ではなく…自分で壁を作っているのも分かっているのです…
歳を重ねる毎に重く成長した身体は簡単には跳躍できなくて…
勿論、この年齢になると、普通は年の功もあるはずなのですが…
実は少し、しんどくなってきています…
いかん、いかん!
切り替えましょ!
今日は前から楽しみにしていた、曹雪晶先生のアフタヌーンコンサートに行って来ました。
(曹先生 お若いお写真です…)
今回は息子さんの曹暢さんの若い力を第1部後半、第2部後半と、体力消耗されてきたところでお借りしての親子共演で乗り切っていらっしゃいました(笑)
第1部リスト
賛美歌第2編219番
ニ泉映月
閉居吟
日本の歌メドレー (夕焼け小焼け 浜千鳥 里の秋 ペチカ 雪の降る街を)
愛の悲しみ
タイスの瞑想曲
(実は予定外で、燭影揺紅を息子さんと合奏!)
チャルダッシュ
第2部
江河水
秦腔主題随想曲
落葉松
ひまわり
葡萄熟了
万馬奔騰
アンコール put your hands up 賽馬の二曲
今回もポツポツと静かな口調で先生自らMCを
開始早々、中央に歩いて来られ、客席に向かい、正直、平日の昼間ということで、ピアノと二胡のリハーサル状態になるのじゃないかと思っていたら、沢山のお客様が来場され、驚くと共に感謝申し上げます と冗談を交え、ご挨拶されました。
当日券もあった様でしたが、通路の階段にも予備の椅子が設置されていました。
私はやはり定番の最前列で楽しませていただきました。☺️💖
昨年も来たホールは生音がとっても良く響きます。
大きなクリスマスツリーが飾られていました。
会場は教会ですし、12月ということで賛美歌から始まり二胡とピアノの音色が静かにホール一杯に広がっていきました。
やはり先生の二胡は優しいです。
滑らかで優しさに溢れていました。
一つずつ、終わるたびにたちあがり、礼をされ、そして曲の説明や時代背景等を話され、時折笑いも誘いながらの進行。
日本の歌メドレーでは、五曲、30分かかるところを5分で終わらせる編曲をされたと、少々緊張するので各曲1番だけしか弾かないが歌を知っていたら歌ってくれると私はリラックス出来るのですが…と、ここでも又笑いを…
しかし、その澄んだどこまでも優しい音色は上等な昭和の秋の風景を醸し出し懐かしくて温かい景色が広がっていきました。
先生が、お喋りが苦手だろう事は存じております☺️
ただでさえ演奏者は緊張されるでしょうに、苦手なお喋り付きとなると、相当な体力をも消耗するのでしょう、時折ふう〜っと小さく深呼吸されていたのも印象的でした。
曲に合わせて身体や頭を揺らし、全身からほとばしる事も!
その力強さや勢いに、音楽家はやはりアスリートなのだという一面もみせていただきました。
各部後半には若い力を借りますと、助っ人の息子さんを呼ばれて親子共演。
一緒に舞台に立てる幸せを感じていらしたと思います。
既に音量は弱くなってしまったと告知…
若者のそれはいとも簡単に表現できますが、それに並ぶ事は出来ない様でした…
ラストのアンコール曲は最初から二曲を用意してくださっていたのか…それとも、高ぶった体のクールダウンの必要からか、ゆっくりしたものを弾きたいとおっしゃって独奏が静かに奏でられはじめました。
坂本龍一さんの作った曲ですね…
心地よく感じたところで終了し、拍手を浴びながらそでに引き上げられたのですが、次に3人で現れて、ピアノと親子共演での最後の賽馬がホールを駆け回りました!
素敵な時間でした。
師走の忙しい時の流れの前にしっかり充電させていただきました。
明日から年内走りましょう!
大好きな賽馬で締めてくれたのですから🐴☺️


