昨日の東京文化会館…
コンサートの素晴らしさは沢山のブロガーさんが詳しく書かれているのでそちらにお任せいたします…
素晴らしかったです…
言葉を失う程に…
特に、朱先生の会場の隅々にまでに届くようにと
角度を変えて、その都度、何度も何度も頭を下げられるお姿は、そのお優しさが溢れていました。
その指の運びが、弓のしなりが、1つの音も疎かにしない滑らかな流れを創り出し、壮大な景色が現れて来ました。
ご自身が創り出す世界に溶け込んでいるのがわかりました。
アンコール含めて4曲も聴かせて頂き本当に有り難かったです。
いつまでも夢を見続けたかったけれど、時の流れる速さが勝り直ぐに現実が…
バスの最終に間に合わせる為に急ぎ駅に向かわなければならず、足早に会場を後に…最後に握手やサインを頂いた友人からのラインに嫉妬しながら帰路に向かった昨夜でした。
日本各地で活躍されるプロの先生方の演奏も、ライブで初見の方々が沢山いらっしゃって!
贅沢な時間に感謝でした。
夢のようなひと時を過ごせました。
ですが、1つだけ残念な事が…
携帯はやはり電源を切っておくべきですね。
清らかな音色が響く世界に金属音がありました…
ブーブーと低く響く振動音も…
静寂の中ではその存在は音がなくても漏れてしまいます…
演奏家は静かに何事もないかのようにすすみましたが…
初めて観戦した三年前のフィギュアスケートの世界選手権で、羽生結弦ファンの若い声が、彼の演技直前の高まりの中の静寂を壊した事を思い出しました。
観るもの聴くものは最低の礼儀を尽くしていきたいですね…


