私は4人兄弟の長男です。
先日、次男の弟が亡くなりました。
弟は長期にわたって、肝硬変、腎臓機能障害などの病気に苦しんでいました。何度も入院し、それでも病気と戦い続けました。
弟は余命がわずか4ヶ月と宣告され、最後の手段として生体肝移植を受けることを決めましたが、手術に耐えるための体力の回復を待っていました。しかし、彼の体調は急変し、手に負えない状況になってしまいました。
弟は特に頑固な性格で、勉強ができたためどこか上から目線であり、私とは小さい頃からよく衝突していました。私たちは幼い頃はとても仲が良かったのですが、中学生になる頃から、次第に兄弟間の確執が生まれてきました。
弟は自分が正しいと信じて疑わず、自分が正しくないと思ったことは一切受け入れませんでした。そこから私たちは一度も、お互いの意見を受け入れ合うことができませんでした。それは彼が成人してからも変わることがなく、多くの敵を作っていたようです。
反面、自分の見方である人たちには最大限に尽くし、愛したようで、葬儀に多くの参列者が訪れたことは家族にとって大きな驚きでした。
私たちは家族であり、兄弟であることに変わりはありません。しかし、弟が最後の入院後には母からの連絡で状況を確認するだけで、最後まで私が送ったラインには既読がつきませんでした。弟は闘病生活を送り、彼が病気と戦う中で、彼の苦しみや悩みを理解できなかったことは兄としてとても残念で無念な気持ちです。
彼が亡くなってしまったことは、家族にとって大きな喪失です。弟との確執もありましたが、彼が私たちに残してくれた思い出を大切にしまって、弟を偲ぶことにします。