新年の満月。
特別な日なので、
久しぶりに断食をした。
母と娘に電話をしたり、
書類を整理したり、
初詣したり。
いろいろデトックスできた日だったのだが。
日付が変わったのに、
腹が減って眠れない!
あったかいお茶を飲んだり、
ワインを飲んでも目が冴えて眠れず。
我慢できずに、
ご飯を食べてしまった。
お茶碗2杯も。
ごま塩かけて、海苔を巻いて。
はぁ〜、うまい!
幸せ!
先日教えて頂いたお話しですが、
ご先祖様には、
温かいお茶と湯氣の立ってるご飯を
お供えするそうです。
それは、肉体がなくなっても、
まだ肉体がある感覚が残っていて。
その中でも食への執着は強く残るそうで。
それを満たして成仏できるようにする為、とのこと。
お腹を空かした赤ちゃんに、
いくら子守唄を歌っても泣き止ませせることはできないように、
いくらお念仏ばかり唱えても、
肉体がなくなり想念のみになったご先祖様を満たすことはできないんだそうで。
そして、霊魂が「食べる」ためには、
生きている私たちがお届けくださるようにしなければ、食べた、という感覚にならないとこと。
そりゃあ、大変だよな。
腹減ったー、腹減ったー、と
誰かが氣づいてくれるように、
見えない世界からの働きかけをしてなきゃならないなんて。
私は見えないし、聴こえないし、
今生きてるいる感覚しかないので、
あくまでも聴いたお話し、、
としかいえないのですが。
今日の断食で感じた感覚は、
もしかしたら見えないご先祖様が感じているかもしれない感覚。
今生きてるのは、長い長い、
いのちの紡ぎあいのおかげ。
そう思って、
お供えとお念仏を久しぶりにしてみた。
そして。
私もいつかは肉体を離れるが、
そうなった時に、できればそんな執着を手放していきたいな。
娘に亡霊になって頼ったりしたくないな。
娘の幸せをサポートできるようになりたいな。
そのために、、、
日々、
やるしかない。
一足飛びにはいかない。
やった分だけ。
やった分だけ、ちょびっとしか成長しない自分と、
根氣強くつきあっていこう。

