あのバルセロナで見た夢から、気付けば何日も経ってしまいました。
過去に捕らわれることなく時は進み続け、目の前を過ぎる景色もいつの間にか過去へと変わっていきます。
私の理解を超えたバルセロナの夢が、記憶の中に染みていくのを感じながら、それでもあの感動と喜びを記したくてこうしてその日の事を思い出しています。
帰国のニュースやらプレカン英語やらインタビューやら森のプーさんやら題名のないSEIMEIやら……とにかく慌ただしく過ぎていく情報の波に、心が満ち満ちて満腹になって冬眠したくなる………こんな気持ち、10月のジャパンオープンの振り返りでも経験したなぁ…。JO…かなり忘れつつあるけど、いつか当時を振り返りまた記事にする日がくるのかな…。
では、あの輝くバルセロナの夢からすでに一週間が経ちますが、さらりと振り返ってみたいと思います。いや、羽生くんの素晴らしさは全世界に十分に広がり伝わりましたから、ここ地底で私が呟くことと言ったらくだらない日常のことね。
12月13日(日)
テレビ朝日男子フリー放送当日。
この日、世間の一切を切り離し羽生くんのフリー情報を完全に遮断し過ごす覚悟をした私。
朝からうっかりニュースで結果を聞きそうになったけど、素早く耳を塞ぎ目をつむり「おらぁーッ!早くテレビ消せやーーッ!!」という尋常じゃない怒りを見せ、なんとかやり過ごしました。
ただ、一瞬聞こえた「グランプリシリーズで羽生結弦選手が」と言ったアナウンサーの声のトーンに、なんとな~く明るいものを感じつつ、この日は一日家族で外出の予定です。
とにかくテレビのないところ、ラジオの聞こえないところ、情報の届かない環境に身を置くつもりです。しかし、情報溢れるこの現代においてそれはなかなか難しいことでした。
車で道を走ってる時、前を走るファミリーカーのテレビモニターにニュースが映ってるのを見て、「道ーッ!道変えてーッ!」と叫び車線変更しなくてはならないくらい大変な事でした。
クリアファイルでいつもお世話になってるイオンに行き、子供たちのノートや上履きを買おうとレジに並んで順番を待ってると、ふと家電売り場のテレビになんかスポーツっぽいニュースやってて、ひとり息を呑んで上を向き「おでん~おでんのちくわ~~」と自作の歌を心で熱唱するというくらい大変な事でした。
(いや、ほんとになんで「おでん」の歌だったのか…)
もう疑心暗鬼というか、この世界に心安らぐ場所などないように、むこうの人が見ているスマホに映るニュース…すれ違う女子友の会話…。いつ、どこで、思いもよらず羽生くんのFS結果が耳に入るかわかりません。
いつか羽生くんが言っていたように、気にしないようにしているイコール気にしているという事なので、実際気にしていたんだと思いますが、なんとか情報に目を背けて一日をやり過ごしました!!
そして夜7時、テレ朝にて放送開始!
ウォームアップでノリノリでエア熱唱する羽生くんの姿に「コレコレ!こういう風にノリノリな羽生くんは絶好調だから!絶対大丈夫!!」と叫び、お茶の間の自分の心を落ち着けます。
実際、羽生くんの演技は不安な感じが全くなかったですよね。多分、羽生くんも会場も視聴者も、いいイメージだけを持っていたんじゃないかな。
けどあの点数!!
ちょっと感覚が麻痺するような銀河点でしたね!!
ものすごいことなのに、NHK杯より出るであろう高得点に、「326とか、7とか?」と生唾を飲んでると330ってッ!!!
NHKで一度衝撃を食らってるから「出た…330点台が…」と割と落ち着いてたというか、感情のキャパを越えてむしろ無心みたいな感じでしたね、はい。
けど、目に涙をめいっぱい溜めて泣き笑いする羽生くんに、自分へのプレッシャーと戦い、どんなに辛くて苦しい二週間を過ごしたんだろう…と胸が苦しくなりました。
ほんとうに凄いよ、彼の頑張りが。
次へのモチベーションをどこに持って行くのか、一抹の不安はありつつ、それはもう頂点に立つ者の宿命なんでしょうね。
ただ「優勝」なら、どんな競技にもどんな試合にも必ず誰かは優勝するもの。一番難しいのは「勝ち続ける」ことであり、もっと難しいのは「最高の自分を超える」ことだと思うんですね。
平昌までの日々、羽生くんは新たなスタートを切ったんだな、なんて思えるそんな試合でした。
羽生くんを追い、羽生くんの姿を目に焼き付けようと必死に見つめていましたが、結局私たちの目に映るのは、羽生くんが放った光の残像だけなのだと思います。
私たちが「今」の羽生くんの頑張りを知るのはいつだって試合が終わった後です。
私たちが「今」の羽生くんの辛さを知るのはいつだって試合が終わった後です。
アスリートの日々はいつだって試合後に語られるものですが、アスリートの人生は点数では表せないものだと思います。
これからも羽生くんの頑張りに力をもらいながら、ずっと応援していきたいです。
ただひとつの試合を優勝という形で締めたGPFでしたが、その内容は歴史に残るものであり、その演技は記憶に残るものでした。
羽生結弦選手、ありがとうございました。
これからもずっと応援しています!
ここにきて、羽生くん前人未到の領域に達し、眩しすぎて見えない完全なる光となりました。
また、現実世界の私は、念願だった本棚(復刻アンティークで十数万円もしたのにデカすぎて二階に運べずリビングに置くという失態)を購入し、メルヘンでファンタジックな小物と、扉内には羽生くん関連の本などを収納することができて大変心が満ち満ちております。
(今まで本棚に入りきらず客用布団の間で熟成していた羽生くん本たちも、満を持して棚に収納される運びと相成りました!)
ここらで一旦ブログからは離れますが、羽生くんを応援する気持ちには何ら変わりはありません。
これからも羽生くん情報を追いながら、応援していきます!!
思い起こせば、クリアファイルゲットの思い出や、国別やアイスショー日記、仙台潜入、あさイチやkenjiの部屋なども、ひたすら記事にしたこともありました。
こんなブログでももし万が一読んで下さってる方がいましたら、ありがとうございました( ´艸`)
