実家に帰ってきた兄は、両親にナコちゃんの妊娠を告げた。
通常の流れであればそこで『結婚します』が多いと思うんだけど、
すでに揉めていた二人はそこをドカンと飛び越えて
『結婚しないなら堕胎』
『結婚しなくても出産して認知』
って話になっているというではないかーい!!…
一人暮らしではないと感づいていた私もさすがにここまで話が飛躍しているとは思いません。
母サマなんて同棲生活の発覚だけでも驚いているのに妊娠でさらに一発喰らい、その上にすでに揉めている上記の内容でもう無言で目をパチクリ・・・。
まさに『驚愕の事実…
ハイ?!』。
マイ母はとても温和で、とにかくいつも柔らかく優しく笑っていて、ちょっと(かなり)天然ボケが入っている穏やかな優しい人なので、見栄とか世間体とかじゃなく、話の内容にショックを受けていました。
とにかく驚いて、また兄の事を全然知らなかったことにショックを受けたんだろうな。
またマイ父ちゃんは、酒癖は悪いが人情に厚く、真直ぐで真面目な頑固親父なので
『なぜそんな話になっているのか?なぜ結婚しないのか?愛しているから暮らしていたのではないのか?愛していないのか?』 (父ちゃんやるなぁー
)
と、眉間に絶大な皺を寄せながら(父も驚いたのでしょう)兄の話を聞いていました。
話をまとめた結果、
◆ 妊娠を告げられた時、確かに動揺した。
◆ その動揺をニコちゃんに『結婚したくないのね』と取られた。
◆ いや、結婚しようよといっても後の祭り。
◆ 『結婚したくないのに無理して結婚してくれなくて結構、でも認知はして。』
◆ 結婚しないで子供産んで認知って…そんな無茶な…
◆ 『認知は当り前。養育費の問題とかもあるから決まらないなら裁判。』
◆ 裁判って…ちょっと落ち着けよ!
◆ 『弁護士雇うから。さっさと出てってよ!』
◆ ちょっと待てよ!何なんだよお前は!!
そして罵詈雑言の嵐をお互い浴びせた結果、兄は実家に一時的に帰って来たという訳です。
この話を聞いた時、『あんた実は言っちゃいけないコトとか言ってない…?』とか、とにかく兄を疑っていました。
だって、会った事は無かったけど、妊娠した女性がブチギレて
『結婚はしないけど産むためには裁判でも何でもやってやる!』
なんてなるには余程の事だと思ったからです。
結構昔の事なので詳細を正確には思い出せませんが、兄は実家に戻る前に友人宅に身を寄せたりしていて、この揉め話を聞いていた頃はすでに妊娠初期ではなかったと思います。
ですから、妊娠発覚直後にスピーディーに大喧嘩(?)をした訳でも無い様なので、兄の対応の悪さからニコちゃんがブッチブチにブチギレて、兄を追い出したんだと思っていました。
が…