それから長く一人で過ごす時間があって、初めて恋人同士として過ごした期間は冬だった。
二人でいてもう一度夏になったら、どんな気持ちだろうと思っていた。
二人で当たり前に近所の花火を見に行く。
ありえないような幸せがありえないと思っていたころには、本当に何一つ叶わなかった。
ありえないような幸せがあることを、受け入れられるようになったから、今の時間があるんだなと思う。
恐れなくていい。
他人の情報は世の中に溢れているけど、そういうことを気にする必要は一切ない。
ときどき自分にそう言ってあげたい。
あなたの選んできたあなたの人生がこれなのだから。
全てを幸せに思っていいのだ。
結婚したり、親になるということが、
喜びなのか苦しみなのかということが、
今の私の専らの関心事であるわけで。
不安になると他人をあさっては、余計に自分を不安定にしてみたりする。
結局は自分が自分に起こることをどう決めるかということで、
冷静な気持ちで考えれば、これから起こることも全て本当に幸せなことだと思う。
全てがこれでよかったと思う。
今こんなに休んでいて、こんなに甘えていて、これから大丈夫かなとか、昔の自分なら思っただろうけど、
これからのために今を不安にするのはやめた。
今は今できる過ごし方を存分にして、そのときにはまたそのときなりの過ごし方をして生きるだろう。
そういうことが一番大切だ。
先にある何かではなくて、今という時間のために生きられるようになったのかな。
やっぱり、ほしかったものは結局手に入っていくようだ。