【カルーゾ】
※喉頭癌に倒れた伝説のオペラ歌手、カルーソーの晩年をテーマをにしたカンツォーネ!恋人(娘)へ別れと、諦観を歌い上げるルチオ・ダッラの名曲!
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みなさま、おはようございます。村上リサです。
昨日は、先日のレッスンから学んだこと。、そして、「納得いくまで歌い込んで、sろんなすたいるに対応できるようにしておくここと」の大切さを書きながら、改めて自分に言い聞かせた次第です。
さらに、それに関して、先日、カンツォーネの「ポピュラー歌唱」と「クラシック歌唱」の違いについて書いた記事のことも絡めて、ご意見を伺ってみたので、そのお話の続きからです。
やはり、先生のご意見も、やはり、「クラシックはテンポの緩急で変化を付け」、「ポピュラーはリズムそのものを変えて、書いてないように歌う」、そして、「リズムを変えることによって生まれる変化こそが、その歌手の歌い方の個性である」ことを強調されていました。
そこで、さらに質問を投げかけてみたのでした。
「シャンソンや、カンツォーネのレッスンで、日本語の歌詞を生かした歌い方をご指導願っているわけですが、今まで言葉のニュアンスで『強い』、『弱い』は意識していましたが、メロディーを歌っていく上で、クレッシェンドやディミヌエンドの感覚かあるのでしょうか?」
それに対して先生のお話では、「言葉のニュアンスで歌っていくので、クレッシェンドなどのクラシック的感覚ではない」、ということです。
クラシックのように「音符全体を声で埋めて、メロディーラインを描いていくのではなく、言葉の自然流れをとる」ということ。
今までの経験から、私が気づいてきた感覚ですと、音楽大学で習った発声の感覚、特に東京都交響楽団の定期演奏会の練習のときに、指揮者の小林研一郎先生の言葉で、「全音符でも2分音符でも、長い音符は静止している音や声はない!常に音は増幅したり、減衰したり変化している。機械的にそのままキープするだけの音は死んだ音だから、生きた音、生きた声で音楽を造らなくてはならない」ということが、心に深く刻み込まれていて、歌イコールそのようなものという感覚でした。
この感覚は、リサにとって、これからも絶対に失いたくない感覚です。
両者を比較して、共にメリットとデメリットがあります。
言葉の流れを大切にして、歌うと、日本語が伝わりやすく、とても自然にメッセージを伝えやすくなります。日本語がきれいに整って聞こえます。
それに対して、クラシック的な歌い方では、ドラマを感じさせる深い声の響きと、PP(ピアニッシモ)から、ff(フォルティッシモ)までのダイナミックの大きい、スケールの大きな表現が可能になってきます。
整った日本語の表現を取るか、声とダイナミックなメロディーの歌い方を取るか。
私は、例えば、助詞だけ強く飛び出してしまうような、あまり不自然な日本語は避けなければならないとは思いますが、声とダイナミックなメロディーの歌い方を取ります。
どうしても、メロディーの頂点に助詞が来ていたら、メロディーを取りたいです。
言葉を立てる歌い方が自分の歌い方のベースになっている方なら、言葉をとってもよいのでしょうが、リサがやると、寸止めしているような、踊りでいうと、腕を思い切り伸ばすべきところを、伸ばしきらないうちに、次の動きが始まってしまうような、違和感がどうしても残ってしまうからです。
要は、自分の中で、一番自然でしっくりいく表現をとってもいいのではないこと思うのです。
ところで、私は新宿住友ビル49階のショーレストラン「ギャルソンパブ」でショーダンサーをやっていましたが、ショーダンスの世界では、バレエ出身の人、ジャズダンサー、ヒップホッパー、コンテンポラリー系の人、セクシー(バーレスク)系のダンサー(主にニューハーフ)など
などが同じ舞台で、ユニゾン(同じ振り)を踊ったりしていました。
それぞれに、お得意の動き方、ターンの仕方などで専門のジャンルが大体分かるのですが、これは、特にシャンソンの世界でも同様で、純粋にシャンソンを専門にしている人、カンツォーネもこなす人、クラシック系の人、ロック出身の人、ミュージカル歌手、演歌もこなす人、ジャズシンガー、フォーク出身者、現役の俳優(女優)などの、それぞれに専門分野を持つ人たちが、同じ舞台の上がるということに関して、共通点を感じます。
自分の専門分の強みや特徴を最大限にを生かして、不自然にならない歌い方であれば、問題ないのではないかと思うのです。
Chanspns(シャンソン)も、 Canzone(カンツォーネ)も日本語に直せば両方とも、「歌」と言う意味です。
「ああでなくてはならない」とか、「こうでなくては・・・・・・」のような細かい制約が無くて、その歌手が最大限に魅力を発揮できる世界なのではないかと思うのです。
更に言うと、美輪明宏さんを始め、美川憲一さん、ピーターさん、佐々木秀実さんその他たくさんの方達の代表される、男性でも女性の姿、あるいはその逆でも、歌が優れていれば偏見無く認められるという、おおらかで、素晴らしいところがあると思います。
シャンソンファンと呼ばれる方達の、心の広さ、懐の深さは本当に素晴らしいと思うのです。
(もちろん、各ジャンルのファンの方は、それぞれに素晴らしいと思っていますが)
また、歌い手に取って、最も息の長いジャンルでもありますね。
70、80当たり前。と言う世界。人生を歌う大人の世界ですね。
でも、もちろん、選曲さえ間違えなければ、若い世代が歌うことも、十分に可能な分野なのです。
明日は、「リサがなぜマイクなしの演奏にこだわるのか」ということと、「日本語歌唱と声区の関係について」考えてみたいと思います。
【今日の1曲】 「川の流れのように」
美空ひばりさんの歌で有名になったこの曲。作詞はあの秋元康さん。
三大テノールの一人、プラシド・ドミンゴが歌うとこうなります。
世界的なテノールの素晴らしい声ですが、日本語的にいうと、「が」の鼻濁音はもちろん、特に子音の「R」を発音するとき、舌を巻いてしまうことと、母音では「U」が日本語にしては深すぎる感じがすると思います。「I」も口は縦開きです。
普段使っていない日本語なので、日本人のような味は、残念ながら出せないのは当然ですね。
でも、これは、特別な、プレゼントとして演奏されたことに意味があるのかも知れませんね。
【川の流れのように】三大テノールによる演奏

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追伸
昨日は、青い部屋の月曜シャンソンコンサートへ、お客として行ってきました。
青木理絵さん、大健闘でした。戸川先生の圧倒的な存在感に、NEROさんの雰囲気や美的センス抜群の歌。他それぞれの出演者の皆さんが、持ち味を発揮した素敵な一夜でした。
水曜日のコンサートに向けて、「元気」戴きました!!

本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
【リサのライブ予定です】
(お問い合わせは「メッセージ」からお願い致します)
6/17(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00 場所 渋谷 SARAVAH東京
5/8(水)
Chambre Des Chansons
「~受け継がれるシャンソンスピリッツ~ 」Vol. 1
開場17:00 開演18:00 大井町きゅリあん 小ホール
戸川昌子さん、うつみ宮土理さん他、豪華キャストと共演です!
【村上リサライブ動画】
【村上リサ ライブスケジュール】
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昨日は、先日のレッスンから学んだこと。、そして、「納得いくまで歌い込んで、sろんなすたいるに対応できるようにしておくここと」の大切さを書きながら、改めて自分に言い聞かせた次第です。
さらに、それに関して、先日、カンツォーネの「ポピュラー歌唱」と「クラシック歌唱」の違いについて書いた記事のことも絡めて、ご意見を伺ってみたので、そのお話の続きからです。
やはり、先生のご意見も、やはり、「クラシックはテンポの緩急で変化を付け」、「ポピュラーはリズムそのものを変えて、書いてないように歌う」、そして、「リズムを変えることによって生まれる変化こそが、その歌手の歌い方の個性である」ことを強調されていました。
そこで、さらに質問を投げかけてみたのでした。
「シャンソンや、カンツォーネのレッスンで、日本語の歌詞を生かした歌い方をご指導願っているわけですが、今まで言葉のニュアンスで『強い』、『弱い』は意識していましたが、メロディーを歌っていく上で、クレッシェンドやディミヌエンドの感覚かあるのでしょうか?」
それに対して先生のお話では、「言葉のニュアンスで歌っていくので、クレッシェンドなどのクラシック的感覚ではない」、ということです。
クラシックのように「音符全体を声で埋めて、メロディーラインを描いていくのではなく、言葉の自然流れをとる」ということ。
今までの経験から、私が気づいてきた感覚ですと、音楽大学で習った発声の感覚、特に東京都交響楽団の定期演奏会の練習のときに、指揮者の小林研一郎先生の言葉で、「全音符でも2分音符でも、長い音符は静止している音や声はない!常に音は増幅したり、減衰したり変化している。機械的にそのままキープするだけの音は死んだ音だから、生きた音、生きた声で音楽を造らなくてはならない」ということが、心に深く刻み込まれていて、歌イコールそのようなものという感覚でした。
この感覚は、リサにとって、これからも絶対に失いたくない感覚です。
両者を比較して、共にメリットとデメリットがあります。
言葉の流れを大切にして、歌うと、日本語が伝わりやすく、とても自然にメッセージを伝えやすくなります。日本語がきれいに整って聞こえます。
それに対して、クラシック的な歌い方では、ドラマを感じさせる深い声の響きと、PP(ピアニッシモ)から、ff(フォルティッシモ)までのダイナミックの大きい、スケールの大きな表現が可能になってきます。
整った日本語の表現を取るか、声とダイナミックなメロディーの歌い方を取るか。
私は、例えば、助詞だけ強く飛び出してしまうような、あまり不自然な日本語は避けなければならないとは思いますが、声とダイナミックなメロディーの歌い方を取ります。
どうしても、メロディーの頂点に助詞が来ていたら、メロディーを取りたいです。
言葉を立てる歌い方が自分の歌い方のベースになっている方なら、言葉をとってもよいのでしょうが、リサがやると、寸止めしているような、踊りでいうと、腕を思い切り伸ばすべきところを、伸ばしきらないうちに、次の動きが始まってしまうような、違和感がどうしても残ってしまうからです。
要は、自分の中で、一番自然でしっくりいく表現をとってもいいのではないこと思うのです。
ところで、私は新宿住友ビル49階のショーレストラン「ギャルソンパブ」でショーダンサーをやっていましたが、ショーダンスの世界では、バレエ出身の人、ジャズダンサー、ヒップホッパー、コンテンポラリー系の人、セクシー(バーレスク)系のダンサー(主にニューハーフ)など
などが同じ舞台で、ユニゾン(同じ振り)を踊ったりしていました。
それぞれに、お得意の動き方、ターンの仕方などで専門のジャンルが大体分かるのですが、これは、特にシャンソンの世界でも同様で、純粋にシャンソンを専門にしている人、カンツォーネもこなす人、クラシック系の人、ロック出身の人、ミュージカル歌手、演歌もこなす人、ジャズシンガー、フォーク出身者、現役の俳優(女優)などの、それぞれに専門分野を持つ人たちが、同じ舞台の上がるということに関して、共通点を感じます。
自分の専門分の強みや特徴を最大限にを生かして、不自然にならない歌い方であれば、問題ないのではないかと思うのです。
Chanspns(シャンソン)も、 Canzone(カンツォーネ)も日本語に直せば両方とも、「歌」と言う意味です。
「ああでなくてはならない」とか、「こうでなくては・・・・・・」のような細かい制約が無くて、その歌手が最大限に魅力を発揮できる世界なのではないかと思うのです。
更に言うと、美輪明宏さんを始め、美川憲一さん、ピーターさん、佐々木秀実さんその他たくさんの方達の代表される、男性でも女性の姿、あるいはその逆でも、歌が優れていれば偏見無く認められるという、おおらかで、素晴らしいところがあると思います。
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(もちろん、各ジャンルのファンの方は、それぞれに素晴らしいと思っていますが)
また、歌い手に取って、最も息の長いジャンルでもありますね。
70、80当たり前。と言う世界。人生を歌う大人の世界ですね。
でも、もちろん、選曲さえ間違えなければ、若い世代が歌うことも、十分に可能な分野なのです。
明日は、「リサがなぜマイクなしの演奏にこだわるのか」ということと、「日本語歌唱と声区の関係について」考えてみたいと思います。
【今日の1曲】 「川の流れのように」
美空ひばりさんの歌で有名になったこの曲。作詞はあの秋元康さん。
三大テノールの一人、プラシド・ドミンゴが歌うとこうなります。
世界的なテノールの素晴らしい声ですが、日本語的にいうと、「が」の鼻濁音はもちろん、特に子音の「R」を発音するとき、舌を巻いてしまうことと、母音では「U」が日本語にしては深すぎる感じがすると思います。「I」も口は縦開きです。
普段使っていない日本語なので、日本人のような味は、残念ながら出せないのは当然ですね。
でも、これは、特別な、プレゼントとして演奏されたことに意味があるのかも知れませんね。
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追伸
昨日は、青い部屋の月曜シャンソンコンサートへ、お客として行ってきました。
青木理絵さん、大健闘でした。戸川先生の圧倒的な存在感に、NEROさんの雰囲気や美的センス抜群の歌。他それぞれの出演者の皆さんが、持ち味を発揮した素敵な一夜でした。
水曜日のコンサートに向けて、「元気」戴きました!!

本日も最後までお読み下さいまして、ありがとうございました。
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6/17(月)
「月曜シャンソンコンサート」
開場 pm6:00 場所 渋谷 SARAVAH東京
5/8(水)
Chambre Des Chansons
「~受け継がれるシャンソンスピリッツ~ 」Vol. 1
開場17:00 開演18:00 大井町きゅリあん 小ホール
戸川昌子さん、うつみ宮土理さん他、豪華キャストと共演です!
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