私の登山癖というのは、「出来れば何処かで楽したい」っていつも考えていて、そのための一つが「自家用車」を利用するということ。
人によっては、電車やバスなどの公共交通機関の方が、「乗ってしまえば眠れるし楽だぁ」と思うかもしれないけど電車の時間などに左右されず、気ままに車中 泊もできる車利用の方が、自分にとっては「楽したい優先事項」の一つであると云える。
しかし弊害も勿論ある。その最たるものは、必ず車の場所(起点)まで戻らなくてはならないというところだ。今回の山行も「扇沢」を基点(起点)に考えてい るので必ずここに戻る必要がある。
扇沢に戻る必要がなければ、高天原温泉から雲ノ平を周遊し折立へ降り立ち、時間が掛かるけどJR富山駅直通の地鉄バスに乗ってしまえばお蔵入りしそうなA プランも実行できる。現在、斜面崩落で不通になっている「有峰口-折立」間のバスだが、折立-JR富山間は何とか日に数本は利用できるらしい。
帰路、富山駅から深夜バスに揺られて新宿もしくは池袋・・・これも魅力なんだけど、問題は扇沢までのアクセス。我が家から扇沢までは八王子で中央線に乗車 し長く揺られて松本着。そこから大糸線に乗り換えて信濃大町下車、その後バスで扇沢へ・・・これじゃ戦う前から体力を消耗しちゃいそうで、気分屋の私には ちょっと向いていない・・・
そんなことで今、気持ちの中では9割方、下記Bプランに心が傾いている。
【Bプラン】秘境&秘湯&楽園&ピークハントツアー
前夜:扇沢駐車場泊
1日目:扇沢=(タクシー)高瀬ダム-三ツ岳-烏帽子小屋-野口五郎小屋泊
2日目:野口五郎小屋-野口五郎岳-水晶岳-祖父岳-雲ノ平-高天原山荘泊
3日目:高天原山荘-温泉沢ノ頭-赤牛岳-奥黒部ヒュッテ泊 *温泉沢の登りが厳しいらしい(怖)
4日目:奥黒部ヒュッテ-平ノ渡-黒部湖=(アルペンルート)扇沢
5日目:予備日
読売新道を歩くにあたり、奥黒部ヒュッテから歩くか、水晶小屋から歩くか意見の分かれるところ。ネットなんかで調べてみると断然、水晶小屋から歩いた方が ラクなようだ。だが、私の場合、問題なのが「高天原温泉」を行程に入れていること。
ここに立ち寄りたいために2日目雲ノ平から高天原山荘へ下降する。そして3日目の温泉沢ノ頭への登り返しとなるのだが、色々と調べてもこの登りはゲロゲロ にキツイらしい。おまけにザレザレにザレていて落石の危険性も高い道だとか・・・登る前からかなり気弱な私です・・・ハイ (^^;
いっそのこと、今回は読売新道一本にして、雲ノ平も高天原も来年か再来年に 【折立-雲ノ平-高天原-水晶岳-鷲羽岳-三俣蓮華岳-黒部五郎岳-北ノ俣岳 -折立】のブーメラン山行までお預けしてしまえば、どんだけ気が楽になるか知れない(笑)
けど、私の中にいるもう一人の僕が、「絶対に!完遂してみせると云っている。」
この縦走をやり遂げることが出来たら素敵だろうなぁって想像している僕がいる。
雲上にきらめく雲ノ平のお花畑・・・、路傍に湧く高天原温泉・・・、名峰「赤牛岳」擁する読売新道・・・やはり一粒で3度美味しいこの山行。やり遂げない わけには行きませんよね。

















