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昼前に起きた。

緊張していて熟睡できてないのか体がダルい。


『土臭い…。』


土臭いニオイが鼻につく。

窓を開けて外を見る


※絶対にマネしてはいけません※ ~CHAMPの冒険記~

※絶対にマネしてはいけません※ ~CHAMPの冒険記~
昼と夜では街の顔が別物である。

少なくとも昨夜のオレンジ色の暗い街頭で銃声が鳴るようなガラの悪い街ではない。


そして…

もちろん洗濯物は乾いていない。

正直、分かりきっていたことだが…

しぶしぶビニール袋へ詰める。



荷物をまとめホテルを出た。

ホテルの向かいに昨夜のエルベッサリーがいた。

バッハドゥーやイケメン青年はいなかったが。
俺は手を振って別れを告げる。



今日は電車で『マラケシュ』という街へ向かう。


暗くて分からなかったが

これがカサボヤージュの駅

※写真下のおっさんがウザかった、写真撮ってやると付きまとわれた。
※絶対にマネしてはいけません※ ~CHAMPの冒険記~


12:50発 マラケシュ行
2classで90DH

所要時間は約3時間。

電車は超満員でやむなくデッキで立ちになった。


電車の路線図

Marrakech 』まで行く
※絶対にマネしてはいけません※ ~CHAMPの冒険記~


あと、

忘れちゃいけないこいつだ!
※絶対にマネしてはいけません※ ~CHAMPの冒険記~
SMOOZY

駅の売店で購入!

昨夜のイケメン青年からもらったやつより大きいやつ!



電車はドアが開きっぱなしで爽快感とスリルを味わう事が出来る。



突然、乗客がゴミを外へポーイッ!


『!!!』


ある乗客はタバコを吸い始め、デッキや外へポーイッ!!



『!!!!』



(あんれー!?この人ら地球に優しくない!!)


ちなみに捨てる時は、

思いっきり振りかぶって全力で捨てるw


ゴミは捨て放題、タバコ吸い放題のフリーダム電車
途中、駅でもない所から少年達が走って電車に飛び乗ってくる。




この辺りから、『アフリカ』を感じ始める。


どこまでも続く荒野

オレンジ色の大地

乾いた空気

雲のない青空

これらは全て非現実的な風景


その他にも、

木の枝で羊を放牧する少年

バケツを叩いてお金をせびる子供たち

赤いベルベルテント


これがアフリカの大地







車掌『あっちの車両の席は空いているぞ。』


ちゃ『ありがとう。』


親切にも車掌が教えてくれた。

一番奥の2等車両


向かいには綺麗なお姉さんが座っていた。

物凄く鼻が高くて、まつ毛が長い。

肘を付いて窓の外を眺めている。



こりゃー画になる



美しいわ~目の保養~♪
俺はサングラス越しに見続けた。



タバコを吸いにデッキへ出る。

すると、いかにも金持ちそうなデブおやじが通路を窮屈そうにこちらに向かってくる。

(そういえば、さっきからこのデブは車両をあっちにこっちに行き来してたな?)

道を譲ったら話しかけてきた。


金オヤジ『日本人か?』



ちゃ『はい、そうだけど。』



おやじは名刺を差し出し…

金オヤジ『俺は旅行会社をやってて、その社長だ、お前はサハラ行くのか?』


ちゃ『もちろん、行くけど。』



金オヤジ『じゃー決まりだ!俺のところで行こう。5000DHだ!』



俺は、事前に相場を調べていた。まぁこいつは話にならない。



ちゃ『ノー』



金オヤジ『俺のは特別だ、プライベートで行けるんだぞ』



ちゃ『ノー』



金オヤジ『分かった!スペシャルプライスで4500DHにしよう!』



ちゃ『だから、行かねーっつーの!』




やっと、諦めたようだが、

パッと思いついたように金オヤジが俺に言う


金オヤジ『お前、今夜のホテルは決まってるのか?』



ちゃ『決まってないけどマラケシュの※メディナの近くの安宿かな。』

旧市街地のことである。



金オヤジ『じゃー俺の車でメディナまで100DHで連れてってやる!俺のベイビーの運転でな。』




計算外だ

タクシーの相場までは調べていなかった。

なんせ行き先がバラバラだし、注意事項しか調べていない。

メディナまでいくらだろうか?



恐らくこの調子だと、この金オヤジがボッタくってるのは間違いないんだけど。




金オヤジ『マラケシュの駅で待ってるからな。』



肩をポンとたたいて別の車両へ”営業”へ行ってしまった。


さて…どうしてくれようか、あの金オヤジ。



間もなくマラケシュに着く




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