ずっと前から気になっていた曲があります。
それは、長澤まさみとおかっぱ頭の幼稚園児の女の子が出ているカルピスのCMで使われている曲で「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。
この笛のアレンジがいいなと思っていたのだけど、探したらありました♪
CMの最後におかっぱちゃんが
「ソコカラジャナクッテ」
っていうところがまたかわいい♪
ちなみに。
この曲の題名について。
原題はフランス語で
Pavane pour une infante defunte (defunteのd-f間のeには上にアクサン・テギュがつきます。)
といいます。
調べたところによると、作曲者ラヴェルは、訪れたルーヴル美術館にあったスペインの画家によるマルガリータという王女の肖像画からインスピレーションを受けて作られたらしいです。
ラヴェルによると、「亡くなった王女の葬送の哀歌」ではなく「昔スペインの宮廷で小さな王女が踊ったような舞曲(pavane)」ということのようです。ではなぜ「亡き王女」に捧げるという題名がついたのか?
infante defunte(亡き王女)というのは、韻を踏む遊びから命名されたのだそうです。(うまく説明できてなくてごめんなさい。)
ナルホド!
確かに韻を踏んでいる!
この曲、韻を踏んだ遊びからきていて実際は小さな王女さまは亡くなっていないんだ!
それを読んだとき、なんだか嬉しくって!
こんな素敵な曲なのに亡くなった幼い王女さまへのものなのかぁ、と思っていたから、そうじゃないという説が真実でありますように、と思ってしまったのでした。