さて、わたしは
そろそろ自分の人生に戻らなきゃ
今年一年 思い返せば
わたし
ほんとうによく頑張った
こんなに真っ当に頑張ったこと
あったっけかなと思うくらい笑
1番頑張れたと思ってるのは
2月に日枝神社で神さまに誓ったことを
本気でやり切ったこと
仕事納めの日の2日前までは
今年、2017年は
2月に異動を言い渡されてからガラッと環境が変わった
仕事の内容も、求められることもレベルが高くなったからやりがいがあった分
できないとは言えない状況にずっとやりきれるのか不安を抱えたり
勉強したり思考したりしないと追いつけない状況に必死だった
でも新しいことに挑戦させてもらえることは有難くて
それに選んでもらえたことが嬉しくて
さらに聞けば教えてもらえる頼れる人もいる環境に恵まれていて
頑張りたかった
特にうれしかったのは
関わるひとの数も大幅に増えたこと
人が大好きなわたしはどうしても自分がやれる精一杯相手の力になりたくて
人の間をくるくると走り回っていた
とくに何の取り柄も知識もないわたしにとっては
コミュニケーション能力という目に見えない曖昧だけど確かに憧れの専務に認めてもらえていたわたしの長所を活かして
関わるすべての人のひとりひとりをよく知って対応を変えて心を配って
誰かの役に立てるのが何よりもうれしかった
11月からさらに大変な仕事の担当になって
人員も減ったからいっぱいいっぱいで
もうわたしの仕事はパンクした
でもそれを上司に伝えても
「いつも涼しい顔をして仕事してるから」とわかってもらえず
いつ「もうこれ以上できません」って言ったらいいのか考えていた矢先に
思ってもみなかったような
大きな悲しみに見舞われた
ほんとうの意味では
身近な人ではないとは言え
わたしにとっては大切な人で
この悲しみ、無力感、自責の念、喪失感、後悔、、は初めてだった
それでも、内容が内容だけに
職場で悲しむ顔は見せられなくて
誰にも言うことはできなくて
(誰が理解してくれるだろうか)
変わらず仕事に向き合い
朝と帰りの電車で泣き
お昼にふらっと外出して泣き
バランスをとっては
また仕事をしていた
気がつけば
あんなにカラフルだったわたしの世界すらも灰色になっていった
彼が幸せでいられなかったのに
わたしが幸せでいることに
どこか後ろめたさを感じていたように思う
いろんなことを考えながら
それでも日枝神社で誓ったように
「自治自律」
自分を律して人前に立っていた
今年一年どんなときも
これを誓ったから守ってきた
仕事には理不尽なこともある
イラっとして誰かのせいにしたり悪態つきたくなったりすることもある
でもそんなときも
感情的にならず
業務に本当に必要な本質に戻ること
さらに
人前にでるときは笑顔でいること
感情はわたしのなかのものだから
わたしだけがじっくり味わえばいい
誰かの前なら
笑ってるって決めてる
それを自分に課して守ってきた
理由を話さないと決めた以上
誰かに心配させるような素振りを見せるのは嫌だった
そうやって自分をコントロールしていたはずだったけど
それでも
心は静かに静かに沈んでいって
仕事納めまであと2日というところで
大好きなカフェでランチを食べているのに心が弾まず
じっと薄暗い灰色の街を見ていたときに
「なんでこんなにつらいのに
笑わなきゃいけないんだろう」
と思った瞬間に
わたしを支えていた最後の糸がプツリと切れた
必死で律してきたセルフコントロールを自らの意思でオフにした
午後の業務はひどい有り様で
無表情で
声も低く単調でどうにか聞き取れる程度
いつもなら
どうすれば相手に理解してもらえるか
この指示を受け入れてもらえるか
を念頭に言葉や声色を選ぶところも
ただ言葉を吐き捨てるだけ
相手が理解できてないことは分かっていてもわたしはただ吐き捨てて帰ることだけしかしなかった
みんなが呆気にとられてるのもわかってた
今でもこのことは後悔してない
大人としても
社会人としても
恥ずかしいことだったと思う
わたしは
ただ自分がつらいからという理由で
周りの迷惑も顧みず
我儘で自分勝手な態度をとった
分かってもらえなくていい
今まで頑張ってきたことをすべて
ぶっ壊してもいい
あの時
わたしを守るためには
あぁするしかなかったから
わたしには、そうする理由があった
もはや笑うことも諦める理由が
できれば職場で
そんなことしたくなかった
みんなに何故そうしたかを説明する気はないから、どう思われるかは委ねるしかない
でも、わたしには理由があったから
今後、そういう人を見かけたら
非難するでもなく否定するでもなく
そういう人もいるだろう
そういうときもあるだろう
そう受けとめるだけ
それを知った
そうしたら次の日から
びっくりするくらい
たくさんの人にお気遣い頂いた
同じ部屋にいてわたしの表情を見ていた方や声色を聞いていた方
実際にわたしが言葉を吐き捨てた部署の方々や
カフェでお世話になってるお姉さんにまでお声を掛けて頂いた
非常識なやつだと嫌われても仕方ないと思っていたのに
本当にひどい態度だったのに
わざわざ取締役が「納会に必ず来てね」って誘ってくれて
でも顔を合わせるのが気まずくて
逃げ帰ろうとしたら、まさかのエレベーター前で取締役に見つかって笑(階違うのになんで笑)
「みんな、mochaさん来ないな、来ないなって待ってんだから」って連行されて
行ったら「mochaさん来たよー!」ってなぜか拍手で迎えてもらって
なぜかみんなに囲まれて「いつも迷惑かけてごめんなさい」って謝られて
「mochaさん来年もうち担当してくれるよね!?変わったら嫌だよ〜」って言ってもらって
「mochaさんはうちの一員だから!」って言ってもらった
仕事も限界だった
みんながどんなことを努力してるのか
どうすればみんなの役に立てるのか考えて仕事したくても
担当チェンジって言われてしまったらそれまでで
わたしはみんなの仲間になれなくて
そう思うと
報われなくて虚しくて
孤独だった
でも、そんなことなかった
わたしがひとりで拗ねてたんだ
わたしが勝手に爆発しただけなのに
こんなにもたくさんの方が気にかけてくださるなんて思ってもみなかった
やっぱりわたしは幸せ者だし
やっぱりわたしは周りの皆さまに恵まれてるんだって
そう思えた
誰も分かってくれないとか
拗ねてたわたしを
灰色の世界から
カラフルな世界に連れ戻してくれたのは
皆さまからの優しさでした
まだたった10ヶ月しか一緒に仕事していないのに
仲間のように扱ってくれて
ありがとうございました
悲しくてつらい出来事から
回復するのにはもう少し時間がかかると思うけれど
もう
幸せであることを遠慮したりしない
だってわたし彼に幸せになってほしかったんだもん
だからわたしも幸せで生きるよ
来年、どうやって生きていこうかはまた改めて考えるとして
どんなことを思っていたか
どれだけ皆さまに支えられてるのか
書いておきたかったんだ
ご恩をお返ししていこう
わたしは
幸せになるんだよ
幸せでいるんだよ、絶対