異動してから数ヶ月が経とうとしている
まだミスもするし
分からないこともいっぱいあるし
そもそも知らないこともある
前の部署よりはるかに多くの社内の人とコミュニケーションが必要になって
いろんな人と知り合うのは楽しいけど
そのいろんな人と仕事をするためのコミュニケーション・意思疎通を図りすり合わせていくのは骨が折れる
仕事中はなんせ必死だから
とりあえずこなせればなんとかなったと思えるけど
帰りの電車の時間が曲者で
あれこれ思い出しては
「あれで良かったのかな」
「これよりいい方法があったかな」
「ああすべきだったんじゃないか」
とか悶々としてしまうことがある
もっと出来たような気がするし
情けないような気持ちをなることもある
そういうときわたしは、
自分をちゃんと褒めようと意識してる
正解は他にあったかもしれないけど
あのときの最善を尽くしたならそれでいいじゃん
たったひとつの正解じゃなきゃいけないわけじゃなくて
これは良くない、だけ省けばいい
10の内正解が1じゃなくて
10の内やらない方がいい1を除いて残りの9のどれか選べてるならいいじゃん
と思うようになった
もちろん反省はするし、
できるだけ良くしていこうと思うけど
視野狭めなくていいし
多様性を受け入れていきたい
誰かに迷惑かけることになっちゃって謝ることになったとしても
その人の前では心から謝って
自分と向き合うときに「お疲れさま、頑張ってやってあの結果なら仕方ないよ」って言う
他者に向ける気持ちや態度と
自分に向ける気持ちや態度は別物
わたしがわたしを労わることにしてる
だって少なくともわたしだけは
わたしが頑張ってたんだって知ってるから
少し前に佐藤愛子さんの「それでもこの世は悪くなかった」という本をよんだのだけど(おすすめはしません)
この言葉の暖かさに惹かれた
もし明日人生が終わるならわたしもそんな言葉が心に浮かぶんだろうな、と
日々いろんなことがあるけど
眠りにつく前には
「それでも今日も悪くなかった」
と思うようにしてる
この一言で自分も他人も許せたような気持ちになるから