先日、太陽みたいな人に会いました


というか去年くらいから、そういう方とのご縁がぽつぽつと続いている




わたしは


太陽というよりは月

昼というよりは夜

陽というよりは陰


なので、

そういった方に憧れがあります





リナさんも太陽のような人ね


周りを照らすようにキラキラとして

みんなをぐいっと明るく元気に引き上げてしまうような眩しい人

会うと元気になる人



そんな感じ






すごく憧れるけど、


わたしは

『よし!みんな頑張ろうぜ!』

みたいなタイプにはなれない



みんなに元気を分け与えて

みんなを照らしてあげるようなことはできない




けれど


疲れたひとの

ちょっと一息、休憩場所、みたいになれたらいいなと思う







上を、前を、夢を、
目指していたはずなのに



目まぐるしく過ぎる日々にただ一生懸命ついていかなければならなくて

置いてきぼりにされたくなくて

周りに合わせて走りはじめて



走り続けていると周りの景色が見えなくなって



気づけばいつしか走ることが目的になり

何のために走っているのか
どこに向かって走っているのかを見失い



そうして気づかないうちに見えない蜘蛛の糸にどんどんひっかかり


あるときその細くか弱い糸の集まりにとうとう身体の自由を奪われ身動きができなくなる





そんな瞬間が誰にもあると思うの






『頑張って』きたのに

どうして




そんな絶望が襲い、


もがけばもがくほど糸は重なり強度を増して抜け出せなくなる






もうどうしていいのかわからない






と、膝をついた人に





わたしは、


立ち上がる力をあげることはできない

手をつかんで引き上げてあげることはできない






たった一杯の紅茶やコーヒーを差し出すような


そんなことしかできないと思う







うんそうだね

ずっとずっと『頑張って』きたよね



でも『頑張る』ことは手段でも目的でもないから

そんなに無理しなくていいんだよ



一度、もう全部やめちゃおやめちゃお



一杯飲んできなよ




立ち止まっていいんだよ

ここに座って飲んできなよ




一杯飲んでいるうちに涙も乾くだろうから










わたしは、あなたに

立ち上がる力をあげることはできない



その一杯を飲んだあと

立ち上がるかどうかはあなた次第





何もしてあげられないけど


その一杯だけ飲む間は


そばにいるから















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