親愛なる友へ。
縁があって映画に出させてもらう事になったんだ。
そこで俺は新たな決意をしたんだ。
その映画の上映日。
一本の電話が鳴った。
無理矢理仕事休んでお前の通夜に行った。
お前の顔を見ないで後悔したく無かったからな。
久しぶりに会う仲間達と挨拶を交わし。
ずっと笑顔だったお前の最後の顔を見た。
目ぇつむってたな。
ずっと寝たまんまで。
目ぇ開かなかったな。
現実を受け止めた途端。
涙が溢れ。
俺はその場を逃げるように立ち去った。
そして1人また涙した。
その足でお前と同じタトゥーを入れに行ったよ。
ラッパー達はお前の事を歌ったよ。
みんな同じ気持ちなんだなって。
また昔一緒に居た時の様に。
お前がまたみんなの事を一つにしたんだなって。
お前が選んだ道だ。
正解に決まってる。
皆に愛されたお前の人生が完成を迎えたって事だよな。
不思議な事に、
今の方がお前の事を近くに感じるよ。
帰りの夜行バス。
また涙した。
夜通し走ったバスが別の現実に到着し、
俺にも別の現実が待っていた。
そしてまた決意したんだ。
これから待ち受けるしんどい事も乗り越えてみせるって。
まぁ
見ててくれよ。
