心理学 × 教師 chammy先生ブログ

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学校から家庭の方へ連絡する機会は多くあります。

 

その連絡のツールやタイミングの選択は意外と重要です。

 

間違うと、後々で少し面倒なことになったりします。(・_・;)

 

なので、連絡する内容と保護者のタイプに応じて選択するようにしましょう。

 

学校から家庭への連絡方法は・・・

①手紙

②メール配信

③学級通信(手紙)

④連絡帳

⑤電話

⑥直接話す     の6つです。

 

 

①②の手紙、メール配信は学校全体の情報伝達のツールです。メール

 

基本的には、管理職がお知らせするので担任は関与しません。

最近は、個人情報の観点から連絡網が廃止され、メール配信なども多く取り入れられています。

 

 

みなさんが選択するのは③~⑥の方法です。

ざっくりと分けると、③学級通信には学級全体へのことを、

④~⑥については個人的な連絡を伝えます。電話

③の学級通信に書くことは、

学級の様子、担任からのお願い、子ども・家庭へのメッセージです。

 

学校の様子を家庭へ届けるというのがメインです。

 

仕事のサイクルに上手く取り込めれば、家庭や児童との信頼関係の構築に有効な方法です

 

 

 

④の連絡帳は、学校と家庭との基本的な連絡ツールです。

毎日、子どもが次の日の予定や宿題、持ち物などを書き、

保護者もそれをチェックします。

 

学校の欠席や、保護者からの伝達も連絡帳に書かれて、担任に届けられます。

担任と家庭、子どもを含めた三者で情報を共有することになります。

 

⑤の電話は、家庭と学校間での急ぎの連絡が多いです。

家庭から欠席の連絡が入ったり、学校から連絡帳に書けなかったことを伝えたりなどです。

 

⑥の直接話すは、保護者が学校に来校した時が前提です。

授業公開や保護者会などのときに、お話をします。

 

 

さて、ここまで書いたところでお気づきでしょうか?

④、⑤、⑥の違いを。

 

⑤と⑥が音声で情報が伝わるのに対して、

④の連絡帳は文字だけの情報です。メモ

 

そして、連絡帳は子どもも見るんです。

しかも、ノートなので記録が全て残ります

 

 

ですから、私は連絡帳に書くことは事務連絡程度に留めています

個人的な指摘事項等が連絡帳に残っているのは、好ましくないです。

何度も見返しますし、伝えたいことを適切に伝わらないことが多いです。

 

逆に、学校の様子を保護者に知ってほしいって時には、⑤の電話を選択します。

⑥の直接会って伝えられると、ベストです。

 

伝えたい内容に音声という付加情報が加わりますし、

相手の反応も音声として捉えることができます。

 

ただ、「私はよく電話をかけるタイプの教員です。」ということを、

保護者に伝えておかないと、

 

「うちの子、そんなにまずいのかしら?」

「こんなに連絡が来るって、どうしちゃったの?」

という保護者の不安を煽ることになります。

 

学校側は「できるだけ連絡帳でご連絡ください。」と提示するからですね。 

 

なので、私が家庭へ発信するときは、

 

事務連絡→ 連絡帳、電話

児童個人のこと→ 電話、直接話す

もっとデリケートなこと→ 直接話す

 

と使い分けています。

 

電話や直接話すことは、お互いに時間はとられますが、

起こったことをその日のうちに伝えたり、

家庭での対応をお願いするには必須です。

 

この適切なタイミングで適切な方法で家庭に知らせるということが、

家庭と学校との信頼関係を築き、

児童への指導をしやすくしますよ(*^▽^*)