優しい息子

きっかけは『悩み』

そこから始まった睡眠障害。

もう２ヶ月。

辛いけどあまり言葉にせずに普段通り過ごしてきた。

でも夜中に起きて本を読んだり、寝室を出たりするので夜更かし息子が気づいた。

それからは少し気遣ってくれて心配してくれていた。

昨日は‥‥

いつものように寝る前の私に何かたくさん、その日の出来事、自分の考えなど話していた。

私が、『一旦、寝ます。またすぐに起きると思うけどね』

と言ったら部屋を出ていった。

しばらくしたら…

『わこちゃん、暑いからアイスノン持って来たよ』

『ありがと』

でも起きちゃったよぉ‥‥と思ったのを最後に、次に目覚めたのは朝だった。

娘と私の2人分のお弁当を作り、朝食の用意をして出勤の準備をする。

息子はいつも朝寝坊をすることなく規則正しく起きるのに、今朝は起きない。

様子を覗いても‥‥爆睡。

珍しいなぁ。どんだけ夜更かししたのか！

しばらくして起きてきた。

息子

『わこちゃん、夜中、起きた？』

『あ、久しぶりにゆうべはよく眠れたわ。アイスノンありがとね』

息子

『そうだったんだー。夜中に目が覚めて眠れなかったらアレだから、ボクずっと起きてて待ってたのに』

と。

あ‥‥

私のために‥‥起きててくれたんだ(涙)

ありがと。こんな『愛』をくれるとは‥‥思ってもみず‥‥。

心配かける母で本当に申し訳ない。

そして今、息子は

爆お昼寝中

今日は仕事が早く終わって喜んで迎えてくれて、今日はどこをランニングしたなどと報告してくれた数分後には‥‥寝転がっていた。

今夜は

眠れなくてもひとりで頑張れるよ。

心配かけないように気をつけなくちゃ

と、反省。

飛行機は飛びました

朝の島根県は

台風5号の影響が心配されていた。

何より‥‥

私の夏休みが終わり、飛行機で帰る日でもありまして。

朝から‥‥雨も降らず、

飛行機も予定通り飛ぶ様子。

石見空港に到着すると、いつもより人がいっぱい。

羽田からの到着機が遅れているのでフライトも遅延。

誰も手荷物検査を通らずにいた。

私もゆっくりとうどんを食べた。

生まれ育った地のうどん、ラーメン、蕎麦は変わらぬ味で本当に美味しい。

おっ！無事に羽田から到着。えらいえらい。大変だったね、お疲れ様です。

１日に二往復の石見空港です。

1時間遅れで羽田へ。

持石海岸、益田の町‥‥楽しかったな。

私の前の席の小3くらいの女の子が、隣のパパに背を向けて、窓に顔をくっつけて手のひらで涙を拭っている。

静かに静かに心の中の誰かとお別れしている。

私も‥‥我慢していた涙が‥‥こぼれた。

写真ではなかなか伝わらないけど‥‥

雲は生きているかのように

ムキムキしていた。

この雲の下ではきっと大変な雨になっているはず‥‥。

そしてその雨は明日、関東にも来るとか。

出勤の時間は穏やかに行きたいけど、無理かな。

飛行機が羽田に無事に到着したら、

前の席の女の子にママが

『浜田は楽しかった？』

『うん』

『じゃあまた行こうね』

『うん』

とまた、女の子の表情が微妙に歪む。

きっと‥‥‥優しいおじいちゃんやおばあちゃんとのお別れや、優しい浜田の街とのお別れが‥‥悲しかったんだね。

また‥‥行こうね

なんて、心で私も話しかける。

この夏のお気に入りのphotoは

これだな。

ベタですが、汽車が滅多に通らないのに

今年も偶然撮れたゆうひパークみすみからの1枚

明日からまた‥‥

冬眠が始まります私。

暑すぎましたね、益田市

朝の目覚めは、小鳥のおしゃべりによるものだった。台風の影響が心配されるが今は雨音は聞こえない。

昨日は帰省の間にお借りしていた車をお返しする日。

台風の影響なのか外の気温に異常を感じていた。

家に出入りする人が体温以上の熱を纏っている。『なんかいつもと違う』と思った。

そんな中13時過ぎに、帰省の間にお借りしていた車をお返しすることに。

でも私にはまだ心残りがある。巡りたい場所がある。

車の持ち主にお願いして、不慣れな地にご同行願うため、

ひたすら‥‥山を登る。

『終わらないわ‥‥』と絶望感さえ感じる迷宮のトンネルが2つある。

外は暑いせいか‥‥1台の車にもで合わず、人っ子ひとり見かけない。

景色が変わらない終わりが見えない道を

ドキドキしながら我慢出来るところまで‥‥

そんな思いで進んだ初めてのひとり旅。

１度車をお返ししてから‥‥道案内を願い出てお出かけです。

可愛すぎる弥栄の牛。興味津々の様子。見つめてくれて嬉しかったよ。触らせて暮れてありがと。

この夏全国一の気温を記録した益田市へ。

いや‥‥暑すぎん？といいつつ車を降りる。

七尾城主 益田兼堯

兼堯像の後ろは庭園になっていた。桜の木が覆う橋。春はきれいだろう。

水源地を歩き

住吉神社へ。

登るぞー！

う‥‥

住吉神社到着。

お城に続くだろうと思われる道は整備されていなくて獣道という感じ。そういう意味では‥‥当時を想像させるもの‥‥かも。

なんとなく‥‥‥微かに道らしきものはある。上には千畳敷という広いスペースがあると思う‥‥地図では。

行きたいけど‥‥不安だしもう汗でシャワー浴びた状態になってるので断念。

文明の力のエアコンが恋しい。

今年の最後の田舎巡りは

なんとこの日39.3度を記録した益田市でした。でもいい思い出。

このあとはキヌヤで涼み、コメダ珈琲でコーヒを飲んだりしつつ‥‥国道9号を上る。

途中の‥‥

母の行きつけのカラオケ喫茶にはまた母の友達の車が止まっている。

母はここで遊んでいた。

私はてっきり‥‥横浜に帰る私のためにご馳走を作ってくれてると思ってたよ（笑）

家に帰っても誰もいないので‥‥

右を見て夕陽

左を見て

小さな小さな町と線路。

どれだけ外を歩いても、

人に合わない過疎地。

母にも聞いてみた。

『同級生とかって‥‥見かける？または同級生の親とか‥‥』

『誰にも会わないよ、老人しかいないしね、お家も空き家ばかりだし』

おみせのひとつもないもんね。

同級生ももともと数人だ。

昔の友達の家も、空き家になってたりなくなってたりはいつからだったんだろう。

帰省する人も

もう‥‥あまりいないんだろな。

でもこのド田舎が

私は大好き。