【遠い山なみの光】を観てきました。







⚠️ネタバレというほどでもないけどなんとなくの展開に触れてます





舞台は1950年代の戦後の長崎と1980年代のイギリスで、悦子さんが昔を思い出して娘に語る、そんな感じに進むんだけど、ラストに近づくに連れて、え?は?どういうこと??って、終わってからあれはどういうことかな?こういうことかな?と、いろいろ考えてしまう、そんな映画でした。


私の読み取る力がないのかもしれないけど、え?って思うところが必ずあると思う、そんな内容で、終わってからもめちゃくちゃ考えてしまった。あれはどういうことなんだろう?と。


これこれこういうことなのかなって自分なりの解釈はしました。



原作未読なんだけど、カズオ・イシグロさんの原作はどうなんだろう?と思いました。

(でも私のイメージは、難解に感じたりするカズオ・イシグロさん原作は)



映画は、景色がきれいだったり、時に不穏で不気味に見えて怖く感じたりしたんだけど、広瀬すずちゃんと二階堂ふみちゃんがとても美しく、演技もその役に惹き込まれて観せられました。

皆さんの衣装も素敵で、スカーフを巻いた二階堂ふみちゃんがとても素敵だった。松下洸平さんのサスペンダー姿も似合ってた。



戦争は終わっても原爆が人々にもたらした残酷なものはいろんな形で蝕んでいたんだなと思う。土地や街や生命や体の傷以外にも、人々の心を壊すおそろしいものなんだと。


辛い思いは心の中にあるけど、これからを生きていこうと、そんな光のように思いました。





でも、え、わからないなぁってところはハッキリすることなく、想像したりしています😅むずい