先週、会社の食堂裏に

仔ネコ連れて現れたママ猫

 

仔ネコ、たぶん2ヶ月くらい

結局4匹いたんだよね

 

やれ、困った!だよ

 

 

でもね

茶色のこの子、里親さんが決まったの

昨日、捕まえたので引き取られていったのよ

 

 

もう、最高に嬉しい!

 

 

他にも里親さんが見つかりそうなので

頑張って捕まえないと

 

♪チュール、最強よ 笑

大量に買ってきたわ

 

 

 

最近読んだ本を紹介するね

 

小山糸さんの「ツバキ文具店」
右は続編の「キラキラ共和国」




しばらく疎遠だった祖母が亡くなり
文具店を引き継いだ主人公

文具店というよりも
メインは代書屋さん

代書屋さんというと
法務局の近くにあったりする
書類を作成してくれる人って
そんなイメージだけど

もちろん普通の依頼もあるけど
年賀状の宛名を書いてほしいとかね

ツバキ文具店には

知り合いが
子供代わりに可愛がっていた猿の
お悔やみ状を書いてほしいとか

借金の断りを書いてほしいとか

痴呆症の症状が出てきた母が
父の手紙を待っているから
亡くなった父の代わりに
手紙をを書いてほしいとか


そんな依頼が舞い込み


その人の気持ちになって


その人柄を思い、紙を選び
筆や万年筆やボールペン
書く道具を選び

書体も
その人になり切って書く主人公

面白いのはね
依頼に対して書いた手紙が載っているの

全部
萱谷恵子さんて方が書いてるんだけど

内容と書体がピッタリで

お猿さんへのお悔やみ状

 大人の挨拶状、流れるような綺麗な字



借金の断り状
 男らしい太くて意志のハッキリした字




亡き父から母への手紙

 ほとばしる愛情が滲み出ている字




最後の方
主人公に幸せな予感が


 

小さくて読めないね

 

書いてみるね

 

シチュエーションはね・・・

 

おばあさん(文具店の先代)と

青春期の反抗から諍いをし

和解しないまま先代が亡くなってしまった主人公

 

思い出の場所で

先代がこどもだった自分をおぶってくれたこと

 

それを思いだし涙があふれる主人公

おばあさんへの後悔でいっぱい

 

 

それを見たモリカゲさん

※共に歩いて行く予感させる人ね

  奥さんを交通事故で亡くしてるモリカゲさん

  モリカゲさんの娘のQPちゃんとは大の仲良し

 

 

モリカゲさんが主人公に

 

「おんぶしてあげましょう」

 

「何か、他にも思い出すことがあるかもしれません」

 

「大丈夫です。もう十分思い出しましたから」

 

「でも、せっかくですから。今日つきあってくれたお礼です」

 

 

主人公をおぶったモリカゲさんが話し出す

 

「いいんですよ」

 

「えっ」

 

「だから、後悔しないなんて、ありえないんです。

 

ああしてあげればよかった、あの時あんなことを

言わなければよかった、ってね。

ボクも、ずっと思ってましたから。

 

でも、ある日、気づいたんですよ。

気づいたっていうか、娘に教わったんです。

 

失くしたものを追い求めるより

今、手のひらに残っているものを

大事にすればいいんだって。 それに、

 

誰かにおんぶしてもらったら、

今度は誰かをおんぶしてあげればいい。

僕も、かみさんにたくさんおんぶしてもらったんです。

 

だから今、こうしてあなたを

おんぶできているんです。

 

それだけで十分ですよ」

 

 

 

そうなんだよなぁ

今あるものを大切にしないとなぁ・・・

 

 

虎舞竜のロードじゃないけど

 

♪何でもないようなことが

幸せだったと思う~

 

 

・・・なぁんてね

分かっちゃいるんだけどね

 

 

私、人間出来てないからね

 

ついつい忘れちゃってね

 

このクソオトコ! とも思うわけですよ

 

 

あぁ、せっかくのいい話が ・・・ あはは

 

 

とりあえず、続編読もう

 

モリカゲさんと結婚するのかな?