先月11日
17歳を目前にして
虹の橋を渡って旅立った
愛する3女お茶目

もう何年も
光を失った全盲ながら
勝手知ったる家の中なら
隣の部屋へ
20センチの隙間を
ぶつかりもせずに通り抜け
あら、目が見えるのでは?
と思うこともたびたび
夜、寝るときは
日中居るリビングから
寝室の私の布団へ
押入れとフトンの隙間を通って
トコトコとやってきて
枕元にきて
入れてよと私の顔をペロっと舐めて
「来たのね」と入れてあげれば
私の膝の後ろの定位置で
丸まって眠りについたっけ・・・
あれから
フトンと押入れとの間の
お茶目の通り道を見ると

いつもここを通って来ていたなぁと・・・
あぁ
お茶目に逢いたいな