昔、昔、大昔

お父さん、お母さん、小学生と幼稚園の兄弟

4人家族が住んでいる家がありました


その家の天井裏には

小さな小人の男の子が一人で住んでいました

ある夜のこと

皆が寝静まったころ、小人の男の子が

カーテンを伝って降りてきました


これは、私が何十年も前の子育て当時

息子たちの寝る時間に話してあげた作り話


そう、まるっきり「床下の小人たち」のパクリ


小人の男の子は色々な冒険に出かけます

野原で昆虫と闘ったり

森の大きな木に登って

キツツキが開けた穴を広げて部屋を作ったり

海へ行って小さな蟹の子と友達になったり


小人の子がどうやって森へ?海へ?

なぁんて言いっこなし


息子たちは息をひそめて

「次は、次は?」「どうなったの?」


メアリー・ノートン

「床下の小人たち」シリーズ 全5作

人間から「借りた」物を工夫して

自分たちの生活を作り上げていく

想像するだけでワクワク

私のドールハウス好きもこれが原点かも


「借りぐらしのアリエッティ」を

ジブリが制作したときは、ちょっとビックリ


どんなふうに描かれているのかしら

と、楽しみにしていたけれど・・・

違うんだよなぁ

まぁ、あれはあれで別物と考えよう



佐藤さとる「コロボックル」シリーズ

これも大好きなシリーズ

とても読みやすいので

楽しんで読むことができます



ところで・・・

息子たちは「小人の話」覚えているかしら?

どうだろう?