彼のいる世界で、今までどうやって生きていたのだろう。突然いなくなってしまって、今でもふと、どこかで生きているのではという感覚に陥る。けれど、何度目覚めても、彼がいない。彼がいない世界に、私は生きているのだ。あの日まで、あなたがいない世界を生きたことなどなかったのに。

今日、視聴を終えた、「世界の中心で、愛を叫ぶ」の中で、朔太郎は、亜紀のことを17年でようやく区切りをつけた。

私は正直、自分がそこまで長く思い続けるとは思わない。あくまで他人であるから。けれど、あなたがいない世界を信じたくはないし、これから先もあなたがいない世界で生きていくことは、すごく寂しい。まだあなたの死を受け入れきれていないのだろうか。絶望感が時々、押し寄せる。

それでも、教えてくれた。
生きている以上に価値のあることはないということを。大切な人が生きてくれていることは、どんなに幸せなことなのか。当たり前が当たり前ではないということ、奇跡であるということを。

私は忘れない、あなたから、あなたの死から学んだこと。