今年ムスメたん
の中学受験が
無事に終了した我が家。
3年前にもムスコくん
の中学受験を
経験しています。
もちろん子供のタイプが全然違うので
比べること自体ナンセンスだけど
今回フォーカスしたいのは『塾』に
ついてです。
今年終了組のムスメたん
は
小6の1年間をオンラインではあったけど、
地元では大手と言われる塾Aに通いました。
正確には通ったとは言わないかもしれないけど![]()
3年前に中学受験をしたムスコくん
は
別の地元大手の塾Bに
小6の後半の半年間通いました。
この二つの塾は昔からあるので
地元では互いにライバル関係なイメージ。
でも実際の実績は圧倒的に塾Bが高く、
地元の最難関校に受かりたいなら
絶対塾Bに通うべし、というのが定説。
確かに今年の実績も
地元最難関校の合格実績は
人数的には塾Aの合格者人数の
約10倍弱の大差で塾Bの圧勝でした。
そもそもの母数が違うので単純な人数で
比較はできないけど、
地元最難関校対応のクラスの人数からの
合格割合で言うと
塾Aでは20%弱に対して
塾Bでは40%近くにもなります。
塾Bの合格実績がいいので
元々地頭のいい優秀層が塾Bに行くから
というのも合格割合の違いに影響してると
思うけど、
兄妹でそれぞれの塾に通わせてみて
改めて塾Bの合格率に納得しました。
ムスメたん
が楽しく通った塾Aは
いい意味でも逆の意味でも受験生に対して
とても手厚くてとても優しかったです。
塾Aと塾Bの内容の違いとしては
・授業日数や模試回数の多さ
・宿題の多さ
・問題演習量の多さ
などが挙げられます。
授業日数については小6後半では
塾Aは基本週3日で、
プラスで模試&週末特訓が
2〜3週に1回のペースでありましたが、
塾Bは基本週4日で、
名目上週1日は自由参加になってたけど
普通に授業があってたので全員参加してた
プラスで週1日何かしらの模試があったり
週末特訓があったりで
感覚的には週5日塾でした。
宿題については
塾Aではあまり多くはなかったです。
そして出された宿題は必ずチェックされて
国語なんかは細かく
添削もしてもらえてました。
宿題が少ない代わりに
直前期でも授業時間中に過去問や
対策問題を解かせてその後に
解説授業のパターンが多かったです。
解説授業も割とゆっくりで
子供達一人一人がちゃんと理解できてるか
子供達の顔を見ながら
度々「◯◯くんわかってる?大丈夫?」と
声をかけてくれてましたね。
一方で塾Bでは毎日のように
授業があって自学時間も少ないのに
授業までに指定の学校の過去問や
演習問題を解いてこないといけなくて
授業はほぼ解説のみでした。
1クラスの人数が多いのもあって
宿題チェックはあまり厳しくなく
ちゃんとやってこなくても
何も言われない代わりに
授業には取り残されちゃうので
親による管理がとても大変でしたね。
ムスコくん
はすぐサボるので
ここまで書いてても
おわかりのように
塾Aと塾Bでは最後の半年間だけでも
演習量が圧倒的に違いました。
塾Bでは授業時間以外でも
毎日追い立てられるように
塾の宿題や各学校の過去問(志望関係なし)
をやらなければならなくて
本当にキツかったです。
巷では
合格実績に惹かれて塾Bに入るも
勉強量の多さについていけずに
塾Aへの転塾も多いと聞きます。
ただしっかり塾Bのカリキュラムに
喰らいついていけるタイプなら
やっぱり塾Bは最強だなと思います。
それが合格実績に表れてます。
ただサボり魔なムスコくん
に関しては
演習量は少なくとも
手厚くしっかり一人一人勉強を
みてもらえる塾Aだったら
結果は違ってたのかなぁと思ったり。
いや、やっぱり無理か。
ムスコくんの場合、中学上がってからがもっと
大変だっただろうしな。
つまりはやっぱり子供次第だとは思うけど
子供に合った塾選び、学校選びは大事だなと
思います。
これから塾選びをする後輩の皆さま
塾選びは合格実績にとらわれず
子供の特性も考えて選ばれてください。
