今日は上司同行で滋賀の得意先へ。

雨の中、車で向かう。

大渋滞かと思いきや、いい意味で予想は外れ、案外早くついてしまいました。

商談も終わり、会社に帰る前にせっかくだから宇治の得意先回りをしようとのことで2箇所訪問。

その後、遅めの昼食。

京都では名だたる老舗のラーメン。

黒っぽいスープと黒い炒飯で名高い店である。

オレは、行ったことがなく、知ってはいるが、行ったことないと言うと上司が行ってみよか、と…。

ちょうど、小さい店なのだが、Pがちゃんとある店。

Pに車を停め、入店。

入口で食券を買うシステム。

Aランチ。

ラーメンとチャーハン(小)の極めてフツーのセットメニュー。

麺の硬さ、スープの濃さも選べる。

オレは、すべて普通にした。

上司は濃い目にしたようだ。

いや~、あの黒いスープを見たらさ、濃いんじゃネ?なんて思ってしまうんスよ。
(オッサンなんだからサ…)

昼をとっくに過ぎているとはいえ、ひっきりなしに入ってくる客。

晴れてきた外を見ながら、水を飲み飲み、しばし待つ。

やってきました、黒いスープのラーメン。

オレ、実は、ラーメンなんて食べるの実に3〜4年ブリなのでは?
(記憶に無いくらい、食べてないとはいうものの、今年の3月奈良に泊まりで行った業務で、奈良のラーメン屋行っておりました…アハハ)

しかし、ネギがプリタツなのだ。






お玉で丸められたしっとり目の炒飯。

ヨイ感じ♪

黒いスープの割には、実にあっさり…。

硬めの麺に合うのだ。

硬めの麺に適度なスープのまとわり感が絶妙である。

普通でこんなに硬い麺なの?

上司は硬めを注文していたみたいだが、これより硬いんかい!
(熟女は◯◯イのがお好きなんだろうけれども、イヤン♥…)

なんか久しぶりのお店でのラーメンにコーフンして、一心不乱に食ったトです。 
(中華料理には微塵も色っぽさを感じないのだが…)

チャーシューもプリタツ!

炒飯も小とはいえ、十分な量。
(結構、多い…、オッサンにはコタえる)

事実、食べ終えたあとには、ひっさしぶりに、腹パンパンやったトです。

オレ1人だったら今やラーメン店には行かないが、タマにはイイじゃん。

常連客の強いお店の真髄を見たような気がしました。

ツブれているラーメン店も多いと聞くが、なんて言ったらいいのか分からないが、ずっと続く店の良さ、というのは店の雰囲気もそうだが、その味を必死に守ろうとする真摯な店主を含め周りの方々の熱い心なんだろうなーなんて思った次第です。

オレはいつまでも彷徨う群衆の中のネコ?

多分、いつまでも、あーでもないこーでもないなんて、悩みながら生きていくんだろうなー…。

一つ分かったような気がするだけで、人生は、まだまだ分からないことが多い。

五十にして惑わず、なんて誰が言ったんだ。

未だに惑っているのがオレなんだよ!

多分、ズッとグズグズ悩んで生きているのがオレなんだよな。

でも、否定はしない。

それがオレなんだから。

そう思える図太さだけがこの歳になっての糧みたいなものか…。