久々に何事かを書こうと思った。

最近、書こうという気が失せてしまっていた。

年末のバタバタもあるのであろうが、なぜか何かを書こうという意思が無かったのである。

モノカキでも無い単なるフツーの飲んだくれのオッサンが世迷い言を書いているだけのことなのだが、一応普段は書こうと言う意志が働いて書いているのである。

忙しなくただ仕事に追われ時間だけがまたたく間に過ぎていくこの季節、忘年会やら飲み会なども増える時期では、ある。

そんなこんなのどうでもいいような日常の中、3ヶ月前から始めた節酒の試み、その試みの中での時間の過ごし方に、夕方2時間ほどのウォーキングを取り入れたのである。

いつもの緑地公園周りに少し距離を足して約2時間のコースを週3回ほど取り入れたのだ。

好きな音楽を聴きながら、いろんな事を思索する。

答えの出ることもあるが出ないことのほうが多い。

でも、それでもいいのだ。

歩きながら、グジグジと答えの出ぬことを考えたりするのも一興である。

歩きながら考えていると、あまり鬱屈しないように感じる。

何とかなるような考えになるのだから、不思議である。

だから、楽しいとさえ思える。

夜道のピンと張り詰めた冷たい空気の中、歩くのも、冬ならではの趣がある。

孤独感に浸りながら歩くのが、また、いいのである。

…。

すこし、主旨からズレてしまった。

話を戻すと、今日久しぶりに何事かを書こうと思ったのは、実に、懐かしいというか、やっと出会えたというか、蘇った名曲との再会とでも言えばいいのか…、大のお気に入りの曲に、巡り会えた事に心が揺さぶられたからである。

その曲が表題の曲である。

オレは、その曲を3年前に山下達郎のYouTubeの番組でタマタマ聴いて一発で気に入ったのである。

その番組では、もう一曲気に入った曲があった。

『Farst  Luck』という曲である。

この2曲の入った番組を繰り返し繰り返し聴いていたのだが、ある日急に無くなっていた。

それから、何度も探したのだが、その番組はついぞ再登板することもなく、その曲の入った番組を見つけることも出来なかった。

アホな事にそれだけ気に入っている曲であるにも関わらず、曲名を覚えていなかったというマヌケさ…。

で、そのままその曲の存在も忘れかけていた今日、いつも聴いている山下達郎の番組のミックスリストとは違う番組をタマタマ聴きながらウォーキングしたのだ。

すると、途中で何故か非常に懐かしいイントロ、これはオレの大好きなフレーズ、絶対この曲はいい曲だ、と、イントロを聴いた瞬間思ったのだ。

聞き進めていくと、ん?ン?ンーーм?

これってあの曲じゃネ?、オレの大好きだったあの曲じゃネ?あの山下達郎の…。

もう、オレのボルテージは一気に頂点に…。

ションボリと項垂れていたオレの小型のコルトが、いきなり44マグナムへと忍法獅子変化したのである。
(は?…)

「汚い仕事専門だからダーティーハリーなのさ…」

などと心はすっかりクリント・イーストウッドになっていた。
(は?²…)

アルコール節酒3日目の禁断症状か、はたまた単なる音楽好きの興奮の副作用なのか…。
(ま、ヨロシイわ、どなた様かの決めセリフ…笑)

というわけで、聴いてくださるかしら?

オレのお気に入りの一つであるこの曲を…♪