久しぶりに読んだ小説の紹介です。

その名も「告白」

日本では映画にもなり、最近の流行り本の一つみたいですね。



これ、結論からいうとものすごい勢いで読みきってしまうほど面白い。

内容が内容なので「面白い」という表現をするのは少し気が引けるのですが、

私にとっては宮部みゆきさん以来の衝撃を受けました。

※ネタバレはするつもりないので、安心して下さい。

なんていうんだろう。

始まり方も終わり方も、非常にバッサリ切ってしまい、

物語の途中も、とてもわかり易い言葉で表現されており、

人物の描写、各主人公への投影がとても入りやすい文章になってます。

ただ、その代わりと言っていいのかわかりませんが、

内容はとても「寂しさ」という言葉が似合う内容です。

特に娘がいる私には、すこし刺激が強いくらい。

色んな意味で、「教育」について考えさせられる小説です。

とても良い小説です。