おはようさんです
超久々の投稿です
本当はフェラインのブログを先に書くべきなんだけど、ちょいとこっちでも書く意欲があるうちにと(笑)
昨日のコール練習、参加者13名
うち、2年生以下8名
いやぁ、熱心に来てくれるのは非常に嬉しいね
練習はカノン、シャッツ(ジルヘルゾーンの最後らへんとクロイツァー)、ドツレクに第九、そして愛唱曲(モスクワ、母ヴォル)
なかなかにハードなラインナップ
カノンまではみんな笑顔で歌っておりましたが
シャッツから雲行き怪しくなり
ドツレクで無事死亡
第九はダブルフーガ前、3拍子で上のFを張るところから
ドツレクで気力持って行かれ、第九で体力奪われ
挙げ句の果てに、愛唱曲はモスクワと母ヴォルのロシアンダブルパンチ
横田さんも「今日の練習はこれまでで一番大変かもしれん」という始末
それでも、よう2時間半ついて来てくれたよ
おそらく本人たちは疲労と不完全燃焼でモヤモヤしてたとは思うけど
こういうレパートリーは相手にとって不足なし
今は全然打ちのめされてるけどね(笑)
普通、難曲を歌う時ってまずピアノで音を取ったり、ネットのパート音源を聞いたり、最近だと自分でパート譜打ち込んで覚えたりするのが主流
そこに抗うかのように、ここ熱狂的移動ド信者の巣窟であるコールは、音叉1本で移動ド読み替えしながらひたすら楽譜を読んでいく
明らかに前者の方がラクよ、そりゃ
だけど移動ド読みした方が後々のメリットが大きい
つまりは、自分で楽譜を読めるようになり、そして自己修正能力が身につく
ここで言う読むっていうのは、楽譜を見たときにそこに書かれている音、和音、調性が直感的に理解できるかということ
この感覚の有る無しは大きな差で、有れば自然と楽譜から目が離れる
そして指揮者、オーケストラ、他の合唱団と一緒に音楽を創り上げることができる
リアルな音楽
音源聞いて覚えただけでは、自分の中にはそのイメージしかないので、いざ歌うとなっても音源のコピーしか体現できないことがママあります
いわゆる再生音楽、これはキレイかもしれないけど感動はしないかな
もう一つの自己修正能力というのは、音楽をする上で一番重要な「耳で聞く」能力のこと
正しい音程、和音感覚を身につけることは大事だけども、それ以上に「自分は他人と違う音を出している」「ユニゾンが揃っていないな」などの間違い発見能力の方が大事
間違いに気付けば正しいことはできる
正しいことでも、場所によっては間違いとなることもある
その時に「ここでは違うのだな」と理解できるかどうか
この二つの能力は一朝一夕で獲得できるものではなく
それこそ何百回、何千回と繰り返し、そして失敗経験を積んでいくことが必要
今回ドイツレクイエム、第九という大曲を歌う機会に恵まれているわけで
僕としては今年の現役と一緒に歌えることが何よりの楽しみ
これから先はまだまだ長い
無理せず、けど時には無理して一緒に楽しんで行こうぜよ