タイトルから昭和の香りが…\(//∇//)\
私たちの親世代は
『モノを大切にして、始末して使う』
が美徳とされてきました。
すり切れても修理して大切に使う。
それも大切な事だけど…
『それ明確に否定します。』←言ってみたかった(笑)
昼間、便利屋で勤務していて、
一人暮らしのご老人が介護施設に入居する
ため、家中のモノを全て処分したり、
遺品整理の処分をする作業があり、
その時に思うこと…
タンスの上や押入れの中に
まだ箱に入ったままの新しいタオル、
引き出物やプレゼントでもらった食器や小物、
新しいシーツや毛布…
ありとあらゆる出番待ちの新しいモノたちで
溢れている。
でも最近まで使っていたタオルやシーツ、
その他のモノや洋服は、色が変わり、
すり切れて手触りも良くないモノも少なくない。
いつか使おうと思ってたモノたちは押入れの中で忘れられどんどんたまっていく。
箱には『S51年、◯◯さんからのお返し』と書かれているものも。
私たち便利屋は、
そのいつか出番を待ってるモノや
思い出のお品を
燃えるゴミか燃えないゴミかに
分別し処分する。
この作業をする時、私はとても切なくなる。
私は便利屋とは別にお片づけの仕事もしていて
その時にも感じることがある。
片付けの作業をする時、部屋中のモノを全て 出しお客様と一緒に仕分けしていく。
お気に入りのモノほど使わずに
大切にしまっていて、
大切にしすぎてどこにしまったのか
分からなくなっていたり、
そのモノ自体、忘れていて
『これ探しててん…』
『こんなのあったんや…』と
奇跡の対面をする機会もしばしば。
モノは使うからこそ活きるんです♪
使わないならただのゴミ…
お気に入りのモノを自分のために使い、
大好きなモノたちで囲まれた空間で
暮らしてココロを満たして下さいね ♪
使うのが勿体無いから
引き出しにしまうんじゃなく、
勿体無いから使って下さい、飾って下さい、
自分のために!
