専門学校は男子が少ない学校だった。



バスケ部だった私は、飲み会とかで先輩達と関わることが多くて、学校も楽しかった!
私が1年生のとき、3年生にA君がいた。
顔はイケメンではなかったけど、背は高くて、とにかく優しかった。
A君の元カノも同じクラスにいたけど、休学中だったから顔は見たことなかった。
ある飲み会の時、A君が彼女と別れた話をしていた。でも、相手を悪く言うことはなく漠然と『あぁ。こんな考え方の人と付き合えたらいいなぁ。』って思ったのをすごく覚えている。
そこからなんとなく意識し始めたけど、彼には後輩としてしか見られてなくて。
2人で遊んだりもしてたし、私が好きなのは伝わっていたけど、脈なし。
3か月くらいしてからかな。
元カノが復学してきた。
そんな話聞いてなかったから、動揺した。
小さくて
華奢で
化粧ばっちりで
個性的なお洋服着て
今どきの子って感じ。
頭も良くて学年1位の子だった。
え。こんな感じが好きなんだ…
意外だった。
「より戻しちゃうのかな。」
そんな思いがよぎった。
自信に満ち溢れた彼女を学校で見るたびドキドキして
2人が一緒に帰ったりしてるのも目にして
バスケ部に彼女が遊びにきたりもして
心がもたなかった。
だけど2人が復縁することはなく
私はA君と変わらず会っていた。
ある日
夜一緒におうちで映画を見てたら
『付き合おっか。』
長い片思いが終わり、幸せな日々のはじまり…のはずでした。