反体制派掌握の都市で政府軍反撃 リビア
< 2011年3月1日 0:57 >
カダフィ政権の独裁政治に抗議するデモが続くリビアでは、
反体制派が掌握した首都・トリポリ周辺の都市で
政府軍が奪回する動きを見せるなど
緊迫した状態が続いている。
ロイター通信によると、
反体制派が占拠している
トリポリの東200キロの町・ミスラタでは、
政府軍の軍用機がラジオ局に機銃掃射を行うなど、
激しい戦闘が続いている。
また、反体制派が掌握している、トリポリの西50キロの都市・ザウィヤでは、
政府軍の兵士約2000人が町を包囲、
住民が戦闘に備えるなど緊張状態が続いている。
一方、スイス・ジュネーブでは
先月28日、国連人権理事会のため集まった各国代表が
リビア情勢の対応について協議・・・・・
ロシア・ラブロフ外相が「市民を軍隊で弾圧することは許しがたい行為だ」と述べるなど、
カダフィ大佐を非難する声が相次いだ。
またアメリカが
この期を利用して
「人道支援」などと大義名分をかざし正義ずらして
軍隊を派遣し、
欧米型の議会制インチキ民主主義を乗り越え
「人民委員会」など市民自身が
独自な政体を築き始めた
市民革命を押さえ込む
反動的な行動に出る可能性も警戒する必要が
あると思う。
![]() 【送料無料】リビアを知るための60章
|